今日はOPACの話をします。
図書館の片隅でよく見かける、昔のテレビのような機械。
それをOPAC(オパックもしくはオーパックと読みます)と呼びます。
図書館で探している本が探せない時に使うといい【司書】と【OPAC】ってなんぞなもし?
こちらの記事でも書いたように、図書館にあるはずの本がどうしても見つからない時に活用する機械です。
今回は【OPAC】について詳しく説明したいと思います
これだけは知っていると便利!OPACの使い方
OPACに、欲しい本やCDなどの資料のタイトルや著者名を入力することでその資料が図書館にあるかどうかを確認できます。
OPACは図書館の中にある機械(蔵書検索機)と自宅からインターネット検索できるようになっています。
この自宅からインターネットを通じて検索できるシステムをWEB-OPACといいます。
これらOPACで検索した時に確認んして欲しいことがあります。
図書館のどこかの棚にあるか、他の利用者さんに貸し出し中か
OPACで確認できる内容には、その本が他の利用者さんに貸し出し中かどうか、分館にあるか、書庫にあるかがあります。
もし、それらを確認せずに棚に行ってしまうと、見つからない時間だけが無意味に過ぎていってしまうことになりかねませんので、貸し出し中か、利用者の皆さんがみられる棚に置いてあるかの確認だけはどうぞよろしくお願いいたします。
どの棚にあるか
OPACの検索結果には必ず、「分類番号」も載っています。
図書館ってどうやって本を並べているの?人気順?あいうえお順?
この請求記号を覚えるか、紙に書くかして、その番号のある棚へ行きます。
その棚の見つけ方は、図書館の中のどこかの掲示板や棚の側面に貼ってある配架図をみて行きます。
また、この配架図はそのOPACでも表示できるボタンが置いてあるので、それで対応させて探すことも可能です。
本のタイトルがわかっているときのOPACの使い方
①OPACにタイトルを入力
図書館によってOPACの形態は様々です。
キーボードが別に置いてあるタイプやタッチパネルタイプ、漢字変換ができないタイプやカタカナのみで入力するタイプ。
たくさんのタイプがあるので、そばにある説明に沿って検索してくださいね。
このOPACで読みたい本の予約までできちゃうタイプもあります。
②OPACの検索結果に表示された分類番号をチェック
棚の番号と照らし合わせてお目当の本を見つけるため、お忘れずに
③館内図や配架図を見て探す
上記で手に入れた分類番号を元に該当の棚を見つけます。
本棚に並ぶ本の背ラベルと手に入れた分類番号が合致する棚を見つけます。
ポイントは、お手持ちの分類番号を見つけたら、その棚の分類記号を見つけます。そこまでお探しの本のタイトルは見ないのが早く探すコツです。
本は本棚の左から右に並べています。
それもわかっていると格段に探しやすくなるはずです。
ご自身の探している分類記号が「カ」で、見ている棚が「ア」だったら、もっと左に目を移すと発見できます。
こうやって場所を特定しながら探すことがコツです。
OPACとは図書館にある本を簡単に探す機械!!オパックが使えれば図書館の本は何でも探せる まとめ
図書館員が通常本を探している方法をお伝えしました。
これであなたの図書館検索力が格段にあがったはずです。
読みたい本のタイトルが分かっている場合にはOPACを使って検索するのが一番便利です。
しかし、時折OPACの示す位置と実際に本の置かれている位置が違う場合もあるので、どんなときはいつでも図書館員をご活用ください。
ご自身で探していただくと、ご自身の図書館検索力がアップするため時短になるかもしれません。
そうなれば、生涯学習としての図書館の役割が広がり人生に深みがさらに増し知識にあふれた博識ある人になれるでしょう。
お読みいただきありがとうございました。