実際に昨日、図書館に小学生の男の子がやってきました。
その子は図書館員が夏休みに悩む「普段、本を読まない男の子」でした。
普段本を読まない子が夏休みの宿題をしに図書館に来てくれた時、図書館員は何をオススメするのか!?
▼課題図書で宿題をするのもオススメ
2022年の課題図書はコレだ!!第68回読書コンクールの18冊をご紹介
小学校低学年におすすめの本
ナナはセラピードッグ
BL出版
2021年2月
ダルメシアンのナナがかいぬしのローズさんとむかうのは、病気やけがの子どもたちでいっぱいのおおきな病院。ナナはいったいなにをするのかな?
たけのこなんのこ?
ひさかたチャイルド
2021年3月
大人気「しぜんにタッチ! 」シリーズ。竹の成長にびっくり! 身近な食材から自然に目を向ける写真絵本。
ながれぼし
岩崎書店
2020年12月
ふしぎで壮大な、ながれぼしの写真絵本
そらをすべるみたいに、すーっと ながれて、
あっというまに きえていく。
ながれぼしは、ちきゅうにおちてきた ほしのかけら。
さるじぞう
あすなろ書房
2021年3月
「さるのおしりはぬらしても、じぞうのしりはぬらすなよ」
大好きなお餅をたらふく食べて眠ってしまったおじいさん。それをお地蔵さまとまちがえたおさるたち、川向こうのお堂へおまつりしようと、はやしうたをうたいながらおじいさんをかかえて川を渡っていき…。
私が小さい頃、人形劇でさるじぞうをテレビでみました。
「おさるのおしり ぬれてもね、おじぞうさんの おしり ぬらすなよ」
今でも歌えるほどに好きだったのを思い出しました。
地球がうみだす土のはなし
福音館書店
2021年3月
土のはじまりは、火山灰やくだけた岩石です。とけだした成分がねん土となり、小さなかたまりをつくります。そこに生きもののフンや死がいがまざり、次第に大きなかたまりになっていきます。カビやキノコは枯れ葉や生きものの死がいを腐らせて細かくします。虫やモグラは土中を動きまわり、土を耕します。さまざまな生きものの営みが、少しずつ土をつくりあげていきます。土は、地球が誕生したときから、そこにあったわけではありません。地球と、そこでくらす生きものの営みが関わりあうことではじめて、土がうみだされるのです。植物は土に根をはり、栄養や水をすいあげて大きくなります。動物は植物を食べて育ちます。海の生きものもまた、土からとけだした栄養をとりこんで成長します。わたしたち生きものは、土に支えられて生きています。そして命をうしなうと、ふたたび土に還っていくのです。
夏休みの自由研究には理科系のことを行うお子さんが多いです。
自由研究に関係した理科系のお話を読書感想文の本で選ぶと本に入りやすいかもしれません。
ごいっしょさん
国土社
2020年11月
「ごいっしょさん」は、ひみつの言葉を唱えると、勇気をくれる妖怪だ。だけど本当は、妖怪博士のぼくが友だちをはげまそうと…。
レ普段、本を読まない小学校低学年の子が読書感想文を書くのにオススメの本
今回は普段本を読まない小学校低学年の子にオススメの本を紹介しました。
実際には今、何に興味があるのか、何が好きなのかも聞いていき
読めそうな本をお渡ししています。
夏休みで図書館はいつもより混雑しがちなので、読書感想文に最適な本を司書に選んでもらいたい場合は午前中の来館がオススメです。
8月の夏休み終わり前は激混みです笑
最後までお読みくださりありがとうございました。