「こんにちは
わたし司書です。」
というと、みなさんありがたいことに、
「小さい頃なりたかったんですー」
や
「頭いいんですね」
なーんて言ってもらえちゃうカッコいい仕事。
それが司書です。
そんな司書の仕事や、なり方をまとめてみました。
年齢を重ねてからでもなれちゃうんですよ♪
小さい頃なりたかった職業「司書」とはどんな仕事?
司書は都道府県や市町村の公共図書館等で以下のことを主に行う専門的職員です。
- 図書館資料の選択
- 発注及び受け入れ
- 分類
- 目録作成
- 貸出・返却業務
- 読書案内
司書補は司書の職務を補助する役割を担います。
季節ごとの大人向け、児童向けイベントや本の展示なども業務として行なっています。
また、ブックモービルという移動図書館バスがある図書館も少なくなってきてはいますが、それで主要な公園、学校などをまわっている司書もいます。
「司書」ってどうやってなるの?
司書・司書補になるための資格は司書講習を受講するほか大学・短大で単位を履修することで取得できます。
図書館法における司書資格は、図書館法第5条に取得条件が規定されています。
- 大学、短期大学、専門学校のいずれかを卒業した上で司書講習相当科目を履修する
- 大学に2年以上在学し62単位以上を修得
- 短期大学、専門学校を卒業した上で司書講習を修了する
- 司書補として3年以上勤務したうえで司書講習を修了する
✳︎司書補になるには:高等学校若しくは中等教育学校を卒業したもの又は高等専門学校第三学年を修了した者が指定された講習を受けることによってなることができます。
この中から自分にあった取り方を選択します。
しかし司書・司書補として活躍するには当該自治体の採用試験を受けて図書館に配属されないといけません。これが狭き門です。
現在、図書館業務が自治体から民間企業へ委託されている図書館もありますので、年齢的な問題で自治体の採用に間に合わなかった方は、こちらをお勧めします。
民間企業で採用されると、図書館以外で働くことはありませんし、司書という資格を所有していなかった場合、司書資格を取得すると、お祝い金がでる会社もあります。
この場合に一番多く利用されるのが、通信教育で司書を取る。です。
学校に通わなくても司書の資格って取得できするの?
司書課程がある大学・短期大学では、単位取得のみで司書資格を得ることができます。
一方で、大学・暖気大学在学中ではない人が司書講習を受けるとなると約2ヶ月の間、講習に通う必要があります。
この2ヶ月の講習は開催されている大学が限られていますが、大学の夏休み期間中に司書講習を開催し司書資格の取得を目指します。
社会人にとっては2ヶ月も毎日学校に通えない(>人<;)というかたも多くいると思います。
こんなとき便利なのが通信教育の司書課程です。
こちらは早くて半年で所得可能です。
年に数回のスクーリングとe-Learningで勉強していきます。
レポートを提出し、無事司書資格の取得になります。
無事、司書資格を取れたはいいけど、就職先は?
就職先は前述した通り、自治体の試験に合格しなくてはなりません。
しかし、司書必要な場所は公共図書館だけではありません。
昔は司書教諭だけだった各学校も、「学校図書館法第6条第1項により、学校司書を置くよう努めなければならない」という一文ができ、置いている学校も増えてきています。
また、大学図書館や専門図書館といった専門分野に特化した図書館で働くこともできます。
公共図書館にこだわらず、自分に合った図書館で働くことが、専門性を深める意欲にもつながり自分の新たな一面を発見する一因になると思います。
司書という仕事を通して、図書館の利用者もご自身も生涯学習していける素晴らしい仕事です。
まとめ
最近は図書館に来館される方が生涯学習のために司書を取得するとおっしゃってくださる方も増えてきています。
知識を増やすために取得されるのも良い手段だと思います。
お読みくださりありがとうございます。