きょうはとある図書館員の1日をご紹介したいと思います。(わたしですが笑)
これから図書館員になりたい方や図書館員の仕事とはなんぞや?と思っている方などの調査や、何かの参考になれば幸いです。
図書館員ってゆったり仕事をしているように見られますが実は意外と!力仕事が多いんです。
本をこっちからあっちへ運んだり、たくさんの本を持って本棚に返しにいったりとか。
図書館員お職業病としてヘルニアや腰痛がいつもあげられています。
では図書館員の1日とは!!
ある図書館員の1日
8時 出勤
8時半 朝礼
9時 開館
11時 配架
12時 休憩
13時 配架
14時 選書
15時 カウンター対応
19時 閉館
ざっとこんな感じの1日です。
これに新しい本が入ってくる日やイベントが近くなってくると、その分それらに関わる時間が必然的に増えます。
毎日している大事な仕事は何?
こんな日々の中で、毎日必ず行う仕事があります。
それは地域に関する資料集めと予約電話、配架・書架整理です。
図書館用語を徹底解析!「ショカ」や「ショゾウ」ってなんだろう
新聞には地域資料が掲載されているので必読!!
五大紙(読売新聞・朝日新聞・毎日新聞・日本経済新聞・産経新聞)の地域版にはおおまかな地域情報が掲載されています。
また、東京新聞や琉球新報のような地方新聞には、五大紙より小さい地域にわけた情報が掲載されているので、小さい町や市などにはこの地方紙の方がオススメです。
新聞に掲載されたということは信憑生が高く後々まで継承されるので図書館の資料として保存します。
昔の新聞の切り抜きを読むと面白いですよ。
図書館の本を予約された利用者さんに連絡
図書館に本がない時でも、図書館で本が読めるようになっちゃう魔法の使い方
上記の記事でもお伝えしたように、予約というものを図書館は行っています。
図書館では持っているけれど、今は他の利用者さんや他の図書館に貸している。
そんなときに、予約を行います。
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予約をすると、何が便利かって?
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それは、図書館へは来ずとも、その本が返ってきたらあなたの番を取っておきますね!という制度です。
いやー

この制度で予約された利用者に電話にて連絡します。
高齢者の多い地域だとメール一辺倒にしてしまうと、このサービス自体使えない方も出てきてしまうので、そんな方を出さないためにも、本が図書館に用意できている旨を連絡します。
配架・書架整理とは?
配架とは・・・
利用者が返してくれた本をその本の住所の棚に入れること
並べ方については、上記記事を参考にしてみてください。
書架整理は・・・
- 棚に並んでいる本の背ラベルがあっているか見ること
同一著者で集めたのち、タイトルのあいうえお順で並べるなど
- 面だし(本棚の手前に沿って本の背を綺麗に並べること)
- 本棚の空きすぎているところや、逆にぎゅうぎゅうで入らないところをちょうど本2冊が入る隙間を空けて移動させる
- 倒れている本を立てる
この上記2点を行うことで迅速にあるべき棚にあるべき本を返すことに成功しています。
また、配架を図書館員がする前の一時起き棚を置いている図書館も多くあります。
これをすることで、利用者に今流行っている本をお伝えすることと、他利用者が読んだ本に興味を示す方がいらっしゃるのでそのニーズに応えられています。ベストリーダーや、今年一番予約の入った本の展示をすると、瞬時に借りてくださるのは、たくさん読まれている本だから人気なんだろうなーというお客様心理なのでしょうね
ある図書館員の1日に密着!!図書館員になりたい人必見!!あなたは図書館司書にむいている? まとめ
毎日楽で、同じ仕事をしていると思われがちな図書館員。
それでもイベントをしたり授業のお手伝いなど学校に出向いたりお祭りに参加したり様々な施設と交流を持ったりと多種多様な仕事をこなしています。
初めて図書館で働かれるようになった方は、意外といそがしいんですね。や
意外と体力仕事ですねと
口々におっしゃられます。
図書館員=楽そう
図書館員=暇そう
図書館員=貸し出し返却以外なにもしてなさそう
の三重苦のイメージから脱却させていきたいという思いから1日を書いてみました。
イメージがアップすることを願って
お読みくださり、ありがとうございました。