どうしてもこの本が読みたいのに近くの図書館には置いてないー(;_;)
そんなときありませんか?
そんなどうしても読みたい本があるときに使える、知っておくべき方法を伝授します。
1、とりあえず図書館員に聞く
図書館の棚をくまなく見回してもないときは、図書館員に聞いてみましょう。
図書館には書庫という一般の利用者さんは入れない場所かあります。
そこには、卑猥な本や、みなさんに見せちゃいけない本が、、、、
あるわけではなく、笑
利用頻度の低くなった本やちょっと傷んでしまったけど、同じような良い本がないため、買い換えられない本、地元に根付いた方にたくさんいただいた本が入っています。
以前ご紹介したOPACでの検索結果には出ますが、ご自身ではその場所に行って探すことが出来ないので、図書館自体にないと思ってしまうかもしれません。
そんなときは司書に聞いてみてください。
書庫からいとも簡単に持ってまいります。
他の図書館にもある可能性があります
本館や分館、出張所がある場合、今いらっしゃっている図書館とは違う図書館にあるときもあります。
OPACに表示されたのに、その図書館にはない!そんなときは、市内どこかの図書館にある可能性大!!
図書館員に是非、聞いてください。
2、予約票に記入して読めるようにする
OPACでも検索したし、図書館員にも聞いて、書庫にも他の分館や本館にも本がないことがわかった場合。
どこの図書館にもある「予約票」
名前は図書館によって様々で「リクエストカード」なんて呼ばれているところもあります。
このリクエスト用紙に、希望の本のタイトルやその用紙に書くべきことを記入し図書館員に提出すると、後日用意できたらご希望の連絡方法(電話・メール)でご用意できた旨ご連絡差し上げます。
もし、ご用意できないときでも、最善を尽くした結果です( i _ i )
県や他市町村に借りることもできます
このリクエスト用紙に記入し、図書館員に出すことで、今度は県や都にあるか、貸出可能か検索してもらえます。
これを「横断検索」といいます。
県内の図書館、県のいくつかの施設また、提携している大学の本を探せます。
「図書館間相互貸借」は各都道府県内の図書館間で無料で行われる本の貸し借り制度
購入基準に基づき購入します
発行年や、その図書館のその関係の資料の充足具合により購入するか検討します。
購入基準はそれぞれの図書館によって決まっています。
国立国会図書館や県外の図書館に依頼することも
これは調査研究している利用者さんに限りますが、国立国会図書館に貸し出しを依頼することもできます。
国立国会図書館は依頼した図書館に貸し出ししてくれるので、その本を読みたい利用者さんが家に持ち帰って読むことはできません。
依頼した図書館で読む(館内閲覧)ことなります。
インターネットで本の内容を公開しているものもありますので、オンラインサービスを活用するのも良いかもしれません。
また、国立国会図書館やお住いの都道府県外から本を取り寄せる場合、その市町村図書館の取り決めにより、送料をご負担いただくこともありますので、その際はHPや職員にお尋ねください。
まとめ
図書館内をまわってみたり、OPACを使って検索したりしても探している本がなかった場合、お手数ですが、一度図書館員にお尋ねください。
見つけられたらラッキーですし、
もしなかったとしても図書館員の辞書に「ない」や「わからない」はありませんので、どしどしお聞きくださいませ。
利用者さんの知的欲求を満たすことが図書館員の幸せです。
「いつ図書館に行っても欲しい本が棚にない」という方の参考になれば幸いです。
お読みくださりありがとうございました。