今回は、本を読むことが苦手な司書であるわたしが、いかに本を読めるようになったかをお話したいと思います。
読書が苦手な司書もいるんです
大きな声では言えませんが(^_^;)
小さい頃から本に触れさせるという環境が大事
わたしの家には、生まれた時から家に本がありました。
現代は、見た目重視のお部屋や部屋が散らからないように、本棚のない家が主流のようです。
しかし、本を読む子どもに育てたいと思ったらいつでも手の届くところに本を置き慣れ親しませることが大切です。
人は大人になってからだと新しいことに手を出すということが恐怖になってしまいます。
ですから、好奇心旺盛な子供のときに本が身近にある環境を作ってあげるだけで、親は読まずとも、本を読める子になります。
小さい頃からの図書館通いは本好きを生む
わたしの母はわたしが小さい頃によく図書館に連れていってくれました。
そのころは、まだ公民館図書室という、公民館の中の一室に図書室という部屋がある程度。
本の冊数は覚えていません。
そんな小さい図書室に、よく連れていってくれました。
その図書室の常連だったわたしは、地元に図書館が建つときに、「図書館とわたし」という作文を書かせてもらえました。
そのとき、わたしは小学校1年生でしたので、
内容は母が書いてくれた記憶があります笑
この経験から、小さい頃から、本に慣れさせる、触れさせることが大切なんだなーと思いました。
「本を読め読め」というのではなく、
本というものが生活に溶け込むようにして、読むということが当たり前にしてしまう。
これがうまく子供を読書家にするコツかなぁって思います✨✨
寝る前の読み聞かせが好きだった幼稚園生時代
寝る前に必ず祖母に祖父の貰ってきた文集を読んでもらっていました。
祖父の貰ってくる文集なので大人向きだったはずです。
ですからいつも読んでもらっているのにすぐに寝てしまい怒られていた記憶があります笑
ですが、その読み聞かせをしてもらっていたという記憶だけは残っているので、嬉しかったのだと思います。
人生に一度は訪れる読書離れ。それを経て
高校生になると、日本人はとたんに本を読まなくなります。
それはわたしも一緒でした。
部活が忙しかったわけでもバイトをしていたわけでもありませんが、読まなくなってしまいます。
本を読まない生活をしていましたが、小さいころから本を読んでいたので、国語の成績は勉強をしなくても優秀でした。
これは本当にありがたかったです。
そして、大学に入り司書の資格を取得し、今現在司書をしています。
思い返せば、小さい頃からの夢だったので、とても嬉しいです。
こんなに環境が整っていたにもかかわらず、
司書としては決して本を読むのが得意ではありません。
その分読書が苦手な方にも読んでいただける本を選ぶことができると思います。
これから、今まで読んだ小説の知識を活かし、少しでも良い本をみなさまにお伝えしていけたらなあ考えています。
どうぞよろしくお願いします。