読書感想文で一番悩むのは、冒頭の書き出し!読書感想文の最初の書き方をパターン別で5つご紹介

読書感想文で一番悩むのは、冒頭の書き出し!読書感想文の最初の書き方をパターン別で5つご紹介

課題図書が図書館に入ってくる時期になりました。

課題図書が入ってきたとなるとそろそろもうお子さんたちの苦手な読書感想文の時期が始まります。

今から課題図書を読んで夏休みに備えるのもひとつの手ですが、今回は、本の読み方より、読書感想文の書き方について特化していきたいと思います。

書き始め方がわかれば、あとは流れるように書けるでしょう!!

全体的な読書感想文の書き方と課題図書についてはこちらもどうぞ

読書感想文の書き出しパターン

読書感想文書き出しパターン1 あなたと本との出会い、きっかけを書く

あなたが今、読書感想文を書こうとしている本との出会いはどんなものだったでしょうか?

劇的な出会いでなくて大丈夫。

きっかけを書いてみましょうね。

本の表紙に惹かれた

本屋さんに行ったときに、本屋さんが書いていてくれた紹介文に惹かれた

あなたが今悩んでいることを解決してくれそうな本のタイトルだった

本の主人公とあなたの状況が似ていた

本についている帯の言葉に惹かれた

などなど。

その本を読もうと思ったわけ、本との初対面の時を思い出して見ましょう!!

「私がこの本を読もうと思ったきっかけは〇〇だからです。」

上記で思い出したことを書いて、そのあと細かく書いていってみましょう。

あなたの、この本を読もうと思ったきっかけは、みんな興味があることなんです。

できるだけ詳しく書いて、読書感想文を読んだおともだちも「その本、読みたい!!」と思ってもらえるように書いてみましょう。

読書感想文書き出しパターン2 一番記憶に残った部分を紹介する

あなたが読書感想文を書こうとしているその本の中で一番記憶に残っているのはどこでしょうか?

それを思い返してみましょう。

冒頭の書き出し

主人公のあのセリフ

主人公とその仲間たちのあのシーン

などなど

「我輩は猫である」

これは例で抜粋しましたが、この言葉でお話を始められたらお話を読み続けてしまいます。

なぜ、猫が話せるのか?

主人公は猫なのか?

などなど、考えたことや感じたことを書いていきましょう。

読書感想文書き出しパターン3 マイナスのイメージから始める

読書感想文書き出しパターン3 マイナスのイメージから始める

読書感想文って何となく本を褒めよう褒めようと思っているから書きにくいのかもしれません。

でしたら、その読む前のマイナスの気持ちを読書感想文に書いてしまいましょう!

先生に読めと言われたので仕方なく読み始めました。

夏休みの宿題が終わっていないので焦っていました。

などなど。

「わたしが今まで読んだ中で一番面白くなかった本です。」

こんな書き出しで始まったら先生はびっくりしてしまいますが、心はガッチリつかめます。

読書感想文書き出しパターン4 感想をひとことで表す

読書感想文を書こうとしているその本の、感想は一言で言うとなんですか?

考えてみましょう

主人公の行動に感動した

勇気が出た

頑張ろうと思えた

驚いた

食べ物を大切にしようと思った

などです。

ひとことで表すと言って、「面白かった」「良かった」「怖かった」などにしてしまうと、感想文が続きません。

何が「面白かった」「良かった」「怖かった」のかまで、深く考えてみましょうね。

「わたしはこの本を読んで〇〇だと思いました。」

例えば、「食べ物を大切にしようと思いました。」

と冒頭に一文を書いたとすれば、

そのあとに「これこれこういうことで、食べ物を大切にしようと思いました。」

「こういった場面を読んで、食べ物を大切にしようと思いました。」

と続けることができますよね??

そして本から学んだ内容を自分のこれからの生活にどう、活かしていくかが書きやすくなってくるんです。

読書感想文書き出しパターン 5 本を読む前の自分について書く

読書感想文であなたに学び取ってもらいたいのは、実は、読書をしたことによってどんなことを学ぶことができたのか?

なんです。

ですから、本を読む前とあとに何が変わったのかを明確にしてから、読む前のあなたと読んだあとのあなたで何が変わったかを書いてみましょう。

命を大切に思えるようになった

友達を大事にできるようになった。

なんにでも挑戦しようと思えるようになった。

「わたしはこの本を読んで、〇〇が変わりました。」

過去のまだ変わっていない自分のエピソードもあればそれも書きましょう。

より濃い内容の読書感想文になりますよ!!

読書感想文を書くのにオススメ本

読書感想文で一番悩むのは、冒頭の書き出し!読書感想文の最初の書き方をパターン別で5つご紹介 まとめ夏休みの宿題「読書感想文」を書く時に、「課題図書」を読んでみよう 読書感想文

書き出しパターンを5つご紹介しました。

文章を書くことが苦手なお子さんは、うまく書けなかった経験がトラウマになっていることがほとんどです。

ただ、ちょっとしたコツを教えてあげて試ししてみると、思っていたよりも楽に上手に文章を書くことができちゃうんです!!

お子さんに読書感想文を書かせたいときは、怒らずコツを教えてあげてあげてくださいね。

今年は夏休みの宿題が早く終わりますように!!

最後までお読みくださりありがとうございました。

プロフィール

 

司書歴13年。

これまで培ってきた図書館員としての知識を綴り最近はやりのイベントについてやオススメの本についてや、本に関わるアレコレを書いています。

 

私はこのサイトを通じて、全然本を読んだことがない、興味すらないという方には「きっかけ」を

本は読んだことはあるけど、この本読んだことがないなという方には、「魅力」を

そして、

本なんか毎日読んでいるよという読書家さんには「他の人の感想」を

お伝えしたいなと思っています。

良かったらみなさんのオススメの本も教えてくださいね♪

 

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