読みたい本がわからない(;´д`)でも読書感想文を書かなくちゃ!読書感想文の書き方をマルっと公開!

読みたい本がわからない(;´д`)でも読書感想文を書かなくちゃ!読書感想文の書き方をマルっと公開!

毎日図書館にいると、「読書感想文の時期なんだけど、なんの本を読んだらいいかわからない」という質問をお子さんからよくされます。

また、「感想文の時期なんだけど、何の本を読ませたらいいか、わからない。」

といったご相談もお子さんを持つ親御さんからよくされます。

そしてそんな質問をしてくるときは、夏休みの読書感想文で切羽詰まっているときが多いです^^;

親子で切羽詰まっています。

では、どうやって感想文を書ける本に出会えるか、お伝えしますね。

読みたい本がわからない

「感想文を書くんだから、読みたい本を読めばいいんだよ」

とお子さんに言うと、

「読みたい本がわからないんだよね」

と言われる時があります。

そんな会話があるときは、どんな時かと言うと、、

読書感想文を書かなくちゃいけない

もしくは、

違うジャンルの本に挑戦したい

本を読むといいのは、わかっていいるんだけど、、、

この3つが多いように感じます。

今回はそんなお悩みの中から、読書感想文の書き方・本の選び方に答えていきたいと思います!

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読書感想文って何?あらすじと違うの?

夏休みの宿題といえば、読書感想文。

皆さんはいかがでしたか?

私は辛かったです。。

だって原稿用紙3枚などという指定が学校からあって、夏の暑い時期に暑い日本を読まなくちゃいけない、それも楽しい夏休みに。

書き方も教えてくれないのにどうやって書くの?

そんな思いがあり、本を読むのも読書感想文を書くのも苦手でした。

でも、読書感想文のコツを見つけてからは(大人になってからですが(;´д`))

これを知っていたらスラスラ書けちゃう上に、賞まで取れっちゃってたんじゃないの!!?

早く知りたかったなーとしみじみ思いました。

 感想文の構成

  • 最初に、どうしてこの本を選んだのか
  • 真ん中に感想
  • 最後に、学んだこと

私が知っておけば良かったーとマジマジ思ったのが、この構成です。

小学生に起承転結は難しかった。

この構成に当てはめるように文章を書いていきます。

感想文とは

感想文とはその名の通り、「感想を書く」文章です。

でも、読むことが嫌だったら、とりあえず、で読んでしまうから感想もあったものじゃない。

だから、読書感想文を書く前に、なんの本を選ぶか、が大切になってくるのですね。

あらすじとは

読書感想文を書いているうちに、いつの間にか、あらすじにばっかりになってしまっていた!そんな経験はないでしょうか?

私はあります。

そして、あらすじを書いて読書感想文が終わってしまい、

「あーー、今年も読書感想文ではなく、あらすじが出来上がったーー」

と。

でも、感想文の書き方がわからないから、その「あらすじ文」を手直しできないんですよ!!

まさに八方塞がり!!

読書感想文を書く上で、あらすじは必要です。

あらすじとは、粗筋または、荒筋と書きます。

お話の大まかな筋道。概要。概説のこと

この本にはこういうことが書いてあって、この主人公はこうしたから私はこう思った。

この、こう思った。のところが感想です。

読書感想文を書く時に選ぶべき本

毎年夏前になると、公益社団法人全国図書館協議会・毎日新聞の主催する読んで世界を広げる。書いて世界をつくる。というコンセプトのもと、

青少年読書感想文全国コンクールで課題図書というものが選ばれます。

その課題図書で読書感想文を書く方も多いです。

この課題図書は、学年ごとに本が選ばれていますので、この中から選んで書くことも良いと思います。

しかし、私が思う書きやすい本は、先ほども申し上げた通り、こう思った。が出て来やすいもの。

それは、自分の興味があったり、日頃から好きだったりするものを題材にしている本。

そういった本を選ぶことで、感想が出てこなくて困っちゃう。なんてことは起こりません。

普段興味のあるものって言ったって「ポケモン」の本はダメでしょう?

「普段興味のあることは、ポケモンやゲームなんですよー」

そう仰られる方には、もう少し抽象度を上げて、お伝えしています。

ポケモンもゲームも引いて見れば、冒険もの。 それか、戦闘

そうやって、ポケモンでもゲームでもないけれどジャンルとしては同じものであれば、探偵ものやオバケものの本より興味を持って読んでくれるでしょう。

とりあえず、自分で選ぶ

「これ、読みなさい」

とお母さんに言われて読んだ本ってそこまで興味を持てないように思います。

ましてや、感想を抱かなくてはいけないところまで持っていくのですから大変です。

私がお勧めするのは、読書感想文を書く子が自分で本を選ぶこと

なんでもいいんです。

表紙が可愛いとか、友達のあの子が読んでいて読みたくなっちゃった、などなど。

自発性を持って選んだ本は愛着を持ち、最後まで読みきり、感想も書けるはずです。

そして最後までやりきったことが、宿題を終わらせたことよりも、充実感につながり、次回から読書感想文が苦ではなくなることでしょう。

そんな熱い想いで書いた読書感想文なら、なんのテクニックも使わずに、賞を取ることも可能となるでしょう。

読みたい本がわからない(;´д`)でも読書感想文を書かなくちゃ!読書感想文の書き方をマルっと公開! まとめ

わたしも読書感想文は本当に苦手でした。

何度書いても、あらすじばかりになってしまうタイプでした。

でも今は、こうやって本のレビューを書いたり感想を書いたりが楽しくできる大人になれました。

文章を書くことを面倒くさがらず、まず人に伝えたい気持ちを書くところから始めてみましょう。

案外楽しいと思いますよ

お読みくださりありがとうございました。

プロフィール

 

司書歴13年。

これまで培ってきた図書館員としての知識を綴り最近はやりのイベントについてやオススメの本についてや、本に関わるアレコレを書いています。

 

私はこのサイトを通じて、全然本を読んだことがない、興味すらないという方には「きっかけ」を

本は読んだことはあるけど、この本読んだことがないなという方には、「魅力」を

そして、

本なんか毎日読んでいるよという読書家さんには「他の人の感想」を

お伝えしたいなと思っています。

良かったらみなさんのオススメの本も教えてくださいね♪

 

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