初めて使う図書館でも、
図書館に行き慣れていなくても、
せっかく図書館に足を運んだものの、見つけている本が一向に探せない。。
そんな状況に陥ったらせっかく図書館に行ったのに、帰りたくなっちゃいますよね´д` ;
そんなときにオススメな図書館検索方法をお伝えします。
図書館司書を使う
まずはじめに利用してもらいたいもの
それは図書館司書です。
いつも私が言うやーつ笑
図書館司書は毎日、図書館の本と図書館を利用してくださる方のことばかり考えています。
この図書館には、この分類の本が足りないなや、この間、これについて利用者に聞かれたからこの関係の本を入れておこうや、あそこの図書館の評判がいいから真似してみようなどなど
毎日利用者さんにとって使いやすい図書館にしようと試行錯誤しています。
ですから、手っ取り早く探している本を見つけたい場合、
図書館司書にお聞きくださいませ。
図書館に寄っては、配架だけをするアルバイトさんやシルバーさんがいらっしゃるかもしれないので、カウンターと呼ばれる入り口付近の机に常駐している職員にお声掛けくだされば確実です。
レファレンスカウンターで聞く
こちらも図書館司書ではありますが、より高度な質問や調べるのに時間のかかる質問を主に担当しているカウンターです。
難しい内容の質問でしたら、こちらをご利用くださいませ。
このレファレンスカウンターを設置していない図書館もありますが、
その際は、上記で述べましたカウンターにお声掛けください。
どの図書館にもレファレンスに長けた職員がおりますので、お気軽にどうぞ
(ちなみに、レファレンスサービス(reference service)とは、 図書館利用者が学習・研究・調査を目的として必要な情報・資料などを求めた際に、図書館員が情報そのものあるいはそのために必要とされる資料を検索・提供・回答することによってこれを助ける業務です。) |
OPACを使った検索方法
OPACとは
OPAC(オパック)とはOnline Public Access Catalogの頭文字をとったもので、利用者に供されるオンラインの蔵書目録のことです。
オンラインの蔵書目録とは、インターネット上で、「この本あるかなー」と行きつけの図書館のホームページ等で本やCD、雑誌等の検索をしたいときに使う機械です。
昔々このOPACがない頃は、図書館での蔵書目録の作成は必須の作業であり、かつては「図書目録カード」と呼ばれる書誌情報・所在情報(その図書館で持っているかいないか)を記載したぶ厚い紙のカードを書名順、著者名順、分類順に並べ所定のカードボックスに収め、そこから利用者なり司書なりが探していました。
インターネットもない時代でしたので、自宅にいて図書館の本を探すなんて夢のまた夢。思いもつかない頃です。
そして、この目録カードの書誌情報・所在情報を機械に読み取れる形が機械可読目録。
通称MARC(マーク)(MAchine Readable Catalog)です。
このマークを変形、蓄積し、蓄積されたデータを検索するための検索プログラムやメインコンピュータとの通信ネットワークを備えたものが、OPACです。
うーん。
ややこしいですが、
「何年か前には機械で図書館の本を探せなかったけど、今は探せるよー」
という便利な機械ができました。
というお話です笑
OPACを実際に使う
OPACはどこの図書館ににも大抵置いてあるパソコン型の検索機です。
これを使うと、探している本が、
- その図書館にあるのか
- あったとしたらどこにあるのか
が一目瞭然でわかるようになっています。
このOPACも見にくかったりわかりにくかったりするので、わからない場合はやっぱりお手数ですが、図書館員にお聞きください。
まとめ
図書館にいざ行ってみたけれど、欲しい本がどこにあるか、わからない
それが図書館員にとって一番の恐怖です。
みつからない場合はいつでも図書館員を捕まえて本のありかを聞いてください。
そしてまた図書館をご利用ください。
それが図書館員の一番の願いです。
お読みくださりありがとうございました。