2021年の本屋大賞が発表されました!!
2021年本屋大賞ノミネート作品は下記からどうぞ。
2021年本屋大賞ノミネート作品発表!!全国の本屋さんが売りたい本は芥川賞候補作か、昨年グランプリ作家さんか
本屋大賞は略さずにいうと、「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2021年本屋大賞」です。
本屋大賞2021の一次投票には全国の438書店より書店員546人、二次投票では305書店、書店員355人もの投票がありました。
二次投票ではノミネート作品をすべて読んだ上でベスト3を推薦理由とともに投票しました。
1位 52ヘルツのクジラたち
365、5点
町田その子 著
中央公論新社
52ヘルツのクジラたち 電子図書
52ヘルツのクジラたち 単行本
「わたしは、あんたの誰にも届かない52ヘルツの声を聴くよ」
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。
孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会う時、新たな魂の物語が生まれる。
図書館での予約も多かった本です。
50代以降の方が好んで読んでいらっしゃいました。
2位 お探し物は図書室まで
287.5点
青山 美智子
ポプラ社
お探し物は図書室まで 電子書籍
お探し物は図書室まで 単行本
お探し物は、本ですか?仕事ですか?人生ですか?悩める人々が立ち寄った小さな図書室。不愛想だけど聞き上手な司書さんが思いもよらない選書と可愛い付録で人生を後押しします。
3位 犬がいた季節
286.5点
伊吹 有喜
双葉社
ある日、高校に迷い込んだ子犬。生徒と学校生活を送ってゆくなかで、その瞳に映ったものとは―。最後の共通一次。自分の全力をぶつけようと決心する。18の本気。鈴鹿でアイルトン・セナの激走に心通わせる二人。18の友情。阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件を通し、進路の舵を切る。18の決意。スピッツ「スカーレット」を胸に、新たな世界へ。18の出発。ノストラダムスの大予言。世界が滅亡するなら、先生はどうする?18の恋…12年間、高校で暮らした犬、コーシローが触れた18歳の想い―。昭和から平成、そして令和へ。いつの時代も変わらぬ青春のきらめきや切なさを描いた、著者最高傑作!
4位 逆ソクラテス
248.0点
伊坂 幸太郎(著)
集英社
逆境にもめげず簡単ではない現実に立ち向かい非日常的な出来事に巻き込まれながらもアンハッピーな展開を乗り越え僕たちは逆転する!
5位 自転しながら公転する
227.5点
山本 文緒
新潮社
同点数で同立5位の作品がもうひとつあります。
5位 八月の銀の雪
227.5点
伊与原 新
新潮社
不愛想で手際が悪い――。コンビニのベトナム人店員グエンが、就活連敗中の理系大学生、堀川に見せた真の姿とは(「八月の銀の雪」)。会社を辞め、一人旅をしていた辰朗は、凧を揚げる初老の男に出会う。その父親が太平洋戦争に従軍した気象技術者だったことを知り……(「十万年の西風」)。科学の揺るぎない真実が、傷ついた心に希望の灯りをともす全5篇。
2021年本屋大賞に『52ヘルツのクジラたち』町田その子(中央公論新社)さんが決定!! まとめ
本屋大賞は書店員さんが売りたい本をランキングしています。
読んでいる方が書評家でも、作家さんでもないので、わたしたちの感性に近い作品が多いように思います。
まずは、軽く本を読んでおきたいなというかたはこの本屋大賞のランキングの中から読みたい本をお選びいただくのも面白いかと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。