2021年本屋大賞ノミネート作品発表!!全国の本屋さんが売りたい本は芥川賞候補作か、昨年グランプリ作家さんか

2021年の本屋大賞ノミネート作品が発表されました!!

本屋大賞とは「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本 本屋大賞」が正式名称です。

本屋大賞のコンセプトとしては、出版業界が不況の折、出版業界を本屋という現場から盛り上げていきたい、そのためには売れる本を作ることだということです。

さて、2021年の本屋大賞ではどの作品が大賞をとるのでしょうか?

本屋大賞受賞作品の発表は4月14日(水)です。

2021年本屋大賞ノミネート作品一覧

犬がいた季節

伊吹有喜

双葉社

2020年10月

犬がいた季節 電子書籍版

2021年本屋大賞ノミネート作品一覧 honnya 本屋 本屋大賞

犬がいた季節

1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。

お探し物は図書室まで

青山美智子

ポプラ社

2020年11月

お探し物は図書室まで 電子書籍版

お探し物は図書室まで 本屋大賞

お探し物は図書室まで

本屋大賞 本屋 本屋大賞ノミネート

お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか? 人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた町の小さな図書室。悩む人々の背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。

推し、燃ゆ

宇佐見りん
河出書房新社

2020年9月

推し、燃ゆ 電子書籍版

本屋大賞 ノミネート 芥川賞

推し、燃ゆ

本屋大賞 本屋大賞ノミネート

逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を“解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。

第164回芥川賞・直木賞芥川賞・直木賞発表!推し、燃ゆと心淋し川に決定!

今年の頭に発表された芥川賞も受賞されました。

ダブル受賞の可能性もありますね!!




オルタネート

加藤シゲアキ

新潮社

2020年11月

本屋大賞

本屋大賞 ノミネート

高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、若者たちの運命が、鮮やかに加速していく。
全国配信の料理コンテストで巻き起こった〈悲劇〉の後遺症に思い悩む蓉(いるる)。母との軋轢により、〈絶対真実の愛〉を求め続ける「オルタネート」信奉者の凪津(なづ)。高校を中退し、〈亡霊の街〉から逃れるように、音楽家の集うシェアハウスへと潜り込んだ尚志(なおし)。恋とは、友情とは、家族とは。そして、人と“繋がる”とは何か。デジタルな世界と未分化な感情が織りなす物語の果てに、三人を待ち受ける未来とは一体――。

第164回直木賞候補作にもなっていた作品です。

ジャニーズ事務所所属のタレントでもありNEWSのメンバーです。

多才ですねー

逆ソクラテス

伊坂幸太郎

集英社

2020年4月

逆ソクラテス 電子書籍版

本屋大賞

逆ソクラテス (集英社文芸単行本)

逆境にもめげず簡単ではない現実に立ち向かい非日常的な出来事に巻き込まれながらもアンハッピーな展開を乗り越え僕たちは逆転する!

デビュー20年目を迎えた伊坂幸太郎さんの作品です。

タイトルの逆ソクラテス他、短編5編(書き下ろし3編を含む)が収録されています。

<収録作>「逆ソクラテス」「スロウではない」「非オプティマス」「アンスポーツマンライク」「逆ワシントン」

本屋大賞

この本を盗む者は

深緑 野分

KADOKAWA

2020年10月

本屋 小説

この本を盗む者は

本屋 売れ筋 売りたい本

「ああ、読まなければよかった! これだから本は嫌いなのに!」
書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。

説明文を読んで一番惹かれた作品です。

深冬に何が起こるのか!?

52ヘルツのクジラたち

町田そのこ
中央公論新社

52ヘルツのクジラたち 電子書籍版

52ヘルツのクジラたち

自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。
孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる。

表紙がなんて可愛いんだろうと52ヘルツのクジラたちの小説のイラストを長い時間眺めてしまいました。

なんとも幻想的で美しいです。

ですが、小説の中身は痛さが伴いそうです。

自転しながら公転する

山本文緒
新潮社

自転しながら公転する 電子書籍版

本屋大賞

自転しながら公転する

本屋が売りたい小説

東京のアパレルで働いていた都は母親の看病のため茨城の実家に戻り、地元のアウトレットのショップで店員として働き始めるが、職場ではセクハラなど問題続出、実家では両親共に体調を崩してしまい……。

本屋大賞にノミネートされる前から人気の作品でした。

山本文緒さん7年ぶりの新刊だそうでファンの方は待ちに待った作品だったのでしょう。




八月の銀の雪

伊与原新
新潮社

新潮社

2020年10月

八月の銀の雪 電子書籍版

本屋が売りたい本

八月の銀の雪

耳を澄ませていよう。地球の奥底で、大切な何かが静かに降り積もる音にーー。

不愛想で手際が悪い――。コンビニのベトナム人店員グエンが、就活連敗中の理系大学生、堀川に見せた真の姿とは本屋が選んだ 本屋大賞

八月の銀の雪の他5編が収録

八月の銀の雪/海へ還る日/アルノーと檸檬/玻璃を拾う/十万年の西風

滅びの前のシャングリラ

凪良ゆう
中央公論新社

2020年10月

滅びの前のシャングリラ 電子書籍版

本屋大賞

滅びの前のシャングリラ

「明日死ねたら楽なのにとずっと夢見ていた。
なのに最期の最期になって、もう少し生きてみてもよかったと思っている」

一ヶ月後、小惑星が地球に衝突する。滅亡を前に荒廃していく世界の中で「人生をうまく生きられなかった」四人が、最期の時までをどう過ごすのか――。本屋大賞

2020年、『流浪の月』が本屋大賞グランプリを受賞しています。

今年も本屋大賞へのノミネート。

どうなるのか、本当に目が離せませんね!!

2021年本屋大賞への投票数

2021年の本屋大賞では、全国の438書店、書店員546人の投票がありました。

投票の期間は、一次投票を2020年11月1日から2021年1月4日まで、

そして、
その集計の結果、上位10作品が「2021年本屋大賞」ノミネート作品として決定しました!

今回ご紹介した10作品が2021年本屋大賞ノミネート作品です。

2021年本屋大賞ノミネート作品発表!!全国の本屋さんが売りたい本は芥川賞候補作か、昨年グランプリ作家さんか まとめ

本屋大賞の発表は4月の14日です。

1月21日からは一次投票の締め切り、ノミネート作品の発表、そして二次投票がスタートします。

2月28日にには二次投票も締め切りになりいよいよ2021年の本屋大賞が発表されます!!

どの作品が本屋大賞を受賞するか、10作品の本を読んで推理してみるのも面白そうですね。

昨今の図書館の予約状況では芥川賞や直木賞受賞作品より本屋大賞のノミネート作品や本屋大賞受賞作品のほうが多いです。

気長に順番が回ってくるのをお待ちいただくか、せっかくの本屋さんが売りたい本ということなので本屋さんで購入してみるのも良いですね。

最後までお読みくださりありがとうございました。

プロフィール

 

司書歴13年。

これまで培ってきた図書館員としての知識を綴り最近はやりのイベントについてやオススメの本についてや、本に関わるアレコレを書いています。

 

私はこのサイトを通じて、全然本を読んだことがない、興味すらないという方には「きっかけ」を

本は読んだことはあるけど、この本読んだことがないなという方には、「魅力」を

そして、

本なんか毎日読んでいるよという読書家さんには「他の人の感想」を

お伝えしたいなと思っています。

良かったらみなさんのオススメの本も教えてくださいね♪

 

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