第160回芥川賞・直木賞受賞は「宝島」「ニムロッド」「1R1分34秒」は今回が平成最後の受賞です。

第160回芥川賞・直木賞の受賞作が決定しました!!

おめでとうございます!!

毎年、2回発表になる芥川賞と直木賞

みなさん、楽しみにされているこの発表

今年は一体誰が選ばれるのか??

気になりますねー❥

第160回直木賞(平成30年下半期)

直木賞には、真藤順丈(しんどう・じゅんじょう)さん『宝島』(講談社)

1977(昭和52)年、東京生まれ。

2008(平成20)年に『地図男』で第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞してデビュー。

直木賞は初ノミネートでの受賞となった。

第160回直木賞受賞 宝島

また、「宝島」では第9回山田風太郎賞も受賞しました。

あらすじは下のリンクからどうぞ

平成最後の直木賞2019『宝島』真藤順丈(しんどう じゅんじょう)著あらすじは?

真藤順丈(しんどう・じゅんじょう)いままでの作品

『地図男』

2008年

第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞。

地図男 (ダ・ヴィンチブックス)

『庵堂三兄弟の聖職』

08年

第15回日本ホラー小説大賞受賞。

庵堂三兄弟の聖職 (角川ホラー文庫)

『バイブルDX』10年メディアファクトリー刊。『畦と銃』11年講談社刊。『墓頭』12年角川書店刊。『七日じゃ映画は撮れません』14年実業之日本社刊。『しるしなきもの』15年幻冬舎刊。『黄昏旅団』15年文藝春秋刊。『夜の淵をひと廻り』16年KADOKAWA刊。

第160回芥川賞(平成30年下半期)

上田岳弘(うえだ・たかひろ):『ニムロッド』

仮想通貨をネット空間で「採掘」する僕・中本哲史。
中絶と離婚のトラウマを抱えた外資系証券会社勤務の恋人・田久保紀子。
小説家への夢に挫折した同僚・ニムロッドこと荷室仁。……
やがて僕たちは、個であることをやめ、全能になって世界に溶ける。「すべては取り換え可能であった」という答えを残して。 ……

1979年生まれ。

早稲田大学法学部卒業後、法人向けソリューションメーカーの立ち上げに参画し、現在同社で役員を務める。


上田岳弘さん いままでの<作品>

「太陽」2013年新潮11月号第27回三島由紀夫賞候補。「惑星」14年新潮8月号=第152回芥川賞候補。『太陽・惑星』14年新潮社刊。

「私の恋人」

15年新潮4月号
第28回三島由紀夫賞受賞

私の恋人 (新潮文庫)

「異郷の友人」15年新潮12月号=第154回芥川賞候補、単行本は16年新潮社刊=第38回野間文芸新人賞候補。

『塔と重力』

17年

第68回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。

塔と重力

町屋良平さん(まちや・りょうへい):『1R(いちらうんど)1分34秒』

なんでおまえはボクシングやってんの?
デビュー戦を初回KOで飾ってから三敗一分。
当たったかもしれないパンチ、
これをしておけば勝てたかもしれない練習。
考えすぎてばかりいる、21歳プロボクサーのぼくは、
自分の弱さに、その人生に厭きていた……。

長年のトレーナーにも見捨てられ、
先輩の現役ボクサーで駆け出しトレーナーの
変わり者、ウメキチとの練習の日々が、
ぼくを、その心身を、世界を変えていく――

1R1分34秒のあらすじは下記のリンクからどうぞ

芥川賞2019受賞1R1分34秒(いちらうんどいっぷんさんじゅうよんびょう)町屋良平著あらすじは?

1983年生まれ。埼玉県立越ヶ谷高校卒。2016年「青が破れる」で第53回文藝賞を受賞。同年、同作を収録した『青が破れる』でデビュー。

町屋良平さん<今までの作品>

『青が破れる』2016年河出書房新社刊=第30回三島由紀夫賞候補。「しき」18年文藝夏季号=第159回芥川賞候補、単行本は18年河出書房新社刊=第40回野間文芸新人賞候補。

青が破れる

町屋良平さん<今までの作品 芥川賞

ボクサー志望のおれは、友達のハルオから「もう長くない」という彼女・とう子の見舞いへひとりで行ってくれと頼まれる。ジムでは才能あるボクサー・梅生とのスパーを重ねる日々。とう子との距離が縮まる一方で、夫子のいる恋人・夏澄とは徐々にすれ違ってゆくが…。

青が破れるもボクサーのお話でしたね!

自身もボクシングをされていたということなので、お話が作りやすいのでしょうね。

しき

町屋良平さん<今までの作品> 芥川賞 平成最後

クラスのボーイズトーク、ガールズトークに馴染めない高校二年の男子三人と女子三人。恋愛への興味も薄く名付け得ぬ感情を抱いて、ただ互いを視界にとらえあう。そしてある日、星崎と草野の男子ふたりは、夜の公園でYouTube動画“テトロドトキサイザ2号踊ってみた”を流してダンスの練習を始めたー。

 という、お三方が選ばれました。

おめでとうございます!!!

でも、これって一体誰が選んでいるの?

気になりませんか?

次は選考委員についてお伝えします。

芥川賞直木賞選考委員って誰?

日本文学振興会事務局が選んだ9名で芥川賞直木賞が選考されました。 

  • 小川洋子
  • 奥泉光
  • 川上弘美
  • 島田雅彦
  • 高樹のぶ子
  • 堀江敏幸
  • 宮本輝
  • 山田詠美
  • 吉田修一

錚々たる顔ぶれですね。

こんなにたくさんの人気小説家の方々が選んでいたんですね。

ちなみに、選考会は1月中旬に築地の料亭『新喜楽』1階の座敷で行われます。

選考会の司会は『文藝春秋』編集長が務めます。

選考委員はあらかじめ候補作を○、△、×による採点で評価しておき、各委員が評価を披露した上で審議が行われます。

第160回芥川賞・直木賞受賞作品

こういった細かい情報を知ることで芥川賞・直木賞により一層興味が出てきませんか?

本を普段読む習慣がない方や、新しい分野にチャレンジしようとしている方はこういった受賞作品を試しに、読んでみてもいいかもしれません。

自分では読まない分野に手を出そうと思えるチャンスは作らないとありません。新しい分野に挑戦し、自分の幅を増やせることも、読書の魅力です。

第160回芥川賞にノミネートされていたのは6作品

今回芥川賞にノミネートされていたのは、以下の6点!!

    • ジャップ・ン・ロールヒーロー 鴻池留衣

ジャップ・ン・ロール・ヒーロー

ジャップ・ン・ロール・ヒーロー

    • 戦場のレビヤタン 砂川文次

戦場のレビヤタン 芥川賞 直木賞

戦場のレビヤタン

戦場のレビヤタン 芥川賞 直木賞

    • 居た場所 高山羽根子

居た場所

芥川賞直木賞 ダブル受賞

    • 平成くん、さようなら 古市憲寿

平成くん、さようなら

平成くん、さようなら 芥川賞

    • 1R1分43秒 町屋良介

第160回芥川賞受賞 1R1分34秒

第160回芥川賞・直木賞受賞は「宝島」「ニムロッド」「1R1分34秒」は今回が平成最後の受賞です。 まとめ

自分と共通点のある作家さんや舞台の場所だったりすると本は読みやすいものです。

今回あなたの推していた本は受賞しましたでしょうか?

受賞してもしなくても大作家先生たちの選んだ作品です。

これを機に読んでみてはいかがでしょうか?

お読みくださりありがとうございました。

プロフィール

 

司書歴13年。

これまで培ってきた図書館員としての知識を綴り最近はやりのイベントについてやオススメの本についてや、本に関わるアレコレを書いています。

 

私はこのサイトを通じて、全然本を読んだことがない、興味すらないという方には「きっかけ」を

本は読んだことはあるけど、この本読んだことがないなという方には、「魅力」を

そして、

本なんか毎日読んでいるよという読書家さんには「他の人の感想」を

お伝えしたいなと思っています。

良かったらみなさんのオススメの本も教えてくださいね♪

 

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