今回は実際に2歳児に読み聞かせをするときに私が選ぶ絵本の順番をお伝えしたいと思います。
その読み聞かせの順番を決めた流れすなわち、本を読む順番や手遊びをする順番を「プログラム」といいます。
2歳児への読み聞かせは、少し落ち着きも出てくる年齢なので、10分くらいを目安に行なっています。
2歳児にオススメと言ってはいますが、もちろん3歳でも大丈夫!
乳幼児に読み聞かせをする際の参考になれば嬉しいです。
2歳児に読み聞かせプログラム1、手遊び
手遊びは、こちらでご紹介している本の中からお選びくださいね。
これから絵本の読み聞かせが始まるので、絵本に集中できるような手遊びをします。
手遊びが終わったら、そのまま絵本の表紙を見せ、先ほど作った集中を絵本へ移動しましょう。
2歳児に読み聞かせプログラム2、絵本
「どっちのてに はいっているか?」
新井洋行 作
偕成社
こちらでご紹介したオススメふれあい絵本一覧にも載せました。
2歳児に読み聞かせプログラム3、絵本
「いろいろごはん」
山岡ひかる 作
くもん出版
絵と言葉でイメージが膨らむ絵本です。
登場するのは、お子さんたちが目にしたことにある「ごはん」。
絵とともに調理の様子や動きを表現したオノマトペが軽快に並び、お子さんたちはそれらの言葉と絵にイメージが膨らみます。
2歳児に読み聞かせプログラム4、 てあそび
「あたま かた ひざ ぽん」など。
真剣に聞いてくれたお子さんたちの集中力を切らさないためにも、中休みを設けます。
2歳児に読み聞かせプログラム5、 絵本
「はらぺこあおむし」
エリックカール 作
偕成社
2歳児に読み聞かせプログラム6、手遊び
「さよならあんころもち」
この手遊びは比較的どこの図書館や児童館でも行なっていることが多いと思われるわらべうたです。
メロディーは団体さんによって違うので、どうするかは、各々にお任せします。
>さんはい
さよなら あんころもち またきなこ
もぐもぐもぐ♪
歌いながら両手であんころもちを握るマネをし、手を口の前に持っていきます。
「もぐもぐ」のところは、食べるマネをします。
>次は小さな小さなあんころもちを作ってみましょう
さんはい
さよなら あんころもち またきなこ
もぐもぐもぐ♪
指先で小さな小さなあんころもちを作るマネをし、手を口へ持っていきます。
>最後は、おおきなおおきなあんころもちを作ってみましょう
さんはい
さよなら あんころもち またきなこ
もぐもぐもぐ♪
最後は大きなあんころもちを作るマネをし、手を口へ持っていきます。
>これでお話会はおしまいです。
最後に大きなあんころもちを風呂敷に包んでおうちに持って帰るバージョンもあります。
ちなみに、さよならあんころもちのメロディーは、
さよなら あんころもち またきなこ
ソソファファ ソ ソファファ ソファソファソ |
見事にソとファしかないわらべうたですね。
あんころもちのうたが終わったらお話会も終了です。
2歳児に読み聞かせをするときのオススメ絵本の順番。乳幼児が飽きずに絵本の世界を楽しむ方法 まとめ
2歳児を対象としたお話会のプログラムを考えてみました。
お話会を開催する時間に制限がある場合は、絵本を少なくしたり、絵本を他のものと差し替えたりアレンジしてみてください。
わらべうたも地域によって好まれるものが違いますので、先輩に聞いて合わせて行ってみましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。