最近、司書人生で行ったことのない「読み聞かせ担当」になりました。
図書館で言うところの児童担当です。
「本当、なにしたらいいのかわからない」
そんな状態のお局司書です。
今回の「読み聞かせ」担当になったことをキッカケに学生時代に習った読み聞かせの記憶を思い起こし、本を読み、どうにか形にしたいと思っています。
近々読み聞かせをしなくちゃいけないあなた、
読み聞かせをしたいなーと思っている親御さん
一緒に成長してゆきましょう!!
読み聞かせとは読み手と聞き手が一緒に楽しむこと
「読み聞かせ」って聞いちゃうと、むずかしく感じませんか?
私はとっても難しいことのように感じました。
ずっと割り当てられなかった「児童担当」
だから自分には特性がないと思っていたんですよね。
そんな私に「読み聞かせ」とは。。。
いやはやです。
ですがね、試しに読み聞かせをしてみると案外楽しい。
「人前では読んだことはないけれど、家で我が子のためには読んでいるわ」
という親御さんは多いのではないでしょうか?
それ、立派な読み聞かせですから♫
目の前にいるだれかのために、生の声で心をこめて本を読むこと
読み聞かせは本の楽しさを知るチャンス
字の読めない赤ちゃんや小さい幼児はひとりで絵本を見ることはできるかもしれません。
ですが、字が読めないので絵本全体を楽しめているかといったらどうでしょうか。
幼児期は、想像力が豊かでおはなしの世界を楽しめる素晴らしい時期です。
この時期に我ら図書館員や親御さんたちが読み聞かせをし、存分に本の楽しさと触れさせてあげましょう。
人生最初の本との出会いが図書館だったらどんなに素晴らしいことでしょう。
読み聞かせを小さい頃にしてもらった子は本好きになります
こんな記事もあるように読み聞かせをしてもらったことのあるお子さんは結構な頻度で本好きになっています。
いくら親御さんが「本を読みなさい」と言ってもほかにやりたいことはたくさんあるし、
「本って読まなきゃいけないじゃん」
そう言われてしまうそうです。
今は、「読み聞かせ」ということばが生まれたときに大人が恐れた、子どもたちが活字を読まない時代がやってきているのかもしれません。
テレビやゲームのように与えられた情報を受け止めるだけのほうが楽ですもんね。
ですが、「本を読みなさい」とお子さんに言っている親御さんは本を読んでいますか?
本を読むという楽しさを味わったことのない子どもにそのまま本を渡しても読んでくれるわけがありません。
だって、テレビやDVDは黙っていても情報をくれるのですから。
ところが、驚くことに、読み聞かせを何回か体験して、本を読んでもらい楽しかった、面白かったという経験をすると、、
「もう1回読んで」
↓
「別の本も読んで」
↓
「自分で読むから」
に変化していくんです!!
なんて素敵^^
親御さんはこの過程で、どうか本を読んであげることを断らないでいただきたいのです。
せっかく生まれた読書への意欲。
上手に組んであげてくださいね^^
読み聞かせには、本を読んであげるという行為だけでなく、
そこに交流が生まれます。。
その交流こそが読み聞かせの醍醐味なんです。
読み聞かせとは?どうすればいいの?読み聞かせの意味についてお答えします。 まとめ
読み聞かせの大まかな概要でした。
結局読み聞かせとは、
今も昔もはおとなから子どもへの愛でしたね。
ですが、その愛を押し付けないようにも心がけたいと思います。
お読みくださいありがとうございました。