2020年本屋大賞は『流浪の月』凪良(なぎら)ゆう(東京創元社)に決定!!惜しくも大賞を逃した10作品を一挙掲載

2020年本屋大賞は『流浪の月』凪良(なぎら)ゆう(東京創元社)に決定!!惜しくも大賞を逃した10作品を一挙掲載

2020年4月7日に第17回本屋大賞が発表になりました!!

今回の本屋大賞受賞作品は432点を獲得した「流浪の月(るろうのつき)」に決定!!

おめでとうございます!!

2020年本屋大賞は『流浪の月』凪良ゆう(東京創元社)に決定しました!!

今回の本屋大賞受賞作品は432点を獲得した「流浪の月(るろうのつき)」に決定!!

今回の本屋大賞受賞作品は432点を獲得した「流浪の月(るろうのつき)」に決定!!

本屋大賞2020の発表は動画配信

今年の本屋大賞は、コロナウイルス感染拡大の抑止に伴い、参加者の安全と健康を最優先に考えた結果、本屋大賞の発表会自体を行わず、動画にて発表されました。

本屋大賞本屋大賞と我々が呼んでいる名称は実は短縮形で正式名称は「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2020年本屋大賞」といいます。

これ以降は愛称をこめて、短縮形の本屋大賞と呼ばせていただきたいと思います。

本屋大賞の投票方法は例年どおり

さて、今回の本屋大賞、発表方式が例年と違っただけで、本屋大賞の投票方法は例年と変わらず行われ、

一次投票には全国の477の本屋さん、書店員さん586人、

二次投票では300の本屋さん、書店員さん358人もの投票があったようです。

本屋大賞の投票はただ、好きな作品に丸を書いて投票するのではなく、

二次投票ではノミネート作品をすべて読んだ上でベスト3を推薦理由とともに投票する形なんです!!

結構ハードル高いし、熱量ないとできないです!!

本屋大賞増刊号なんていうのも創刊されています

2020年本屋大賞の2位:ライオンのおやつ

小川糸 著

ポプラ社

2020年本屋大賞の2位はライオンのおやつ 本屋

2020年本屋大賞の2位はライオンのおやつ 人生の最後に食べたいおやつは何ですか――若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた――

2020年本屋大賞の3位 線は、僕を描く

砥上裕將 著

講談社

2020年本屋大賞の3位 線は、僕を描く

2020年本屋大賞の3位 線は、僕を描く 両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の青山霜介は、アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。なぜか湖山に気に入られ、その場で内弟子にされてしまう霜介。それに反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の「湖山賞」をかけて霜介と勝負すると宣言する。水墨画とは、筆先から生みだされる「線」の芸術。描くのは「命」。はじめての水墨画に戸惑いながらも魅了されていく霜介は、線を描くことで次第に恢復していく。

線は、僕を描く コミック版

2020年本屋大賞の4位 ノースライト

横山秀夫 著

新潮社

一級建築士の青瀬は、信濃追分に向かっていた。たっての希望で設計した新築の家。しかし、越してきたはずの家族の姿はなく、ただ一脚の古い椅子だけが浅間山を望むように残されていた。一家はどこへ消えたのか? 伝説の建築家タウトと椅子の関係は? 事務所の命運を懸けたコンペの成り行きは?

ノースライト 映像化もされています

2020年本屋大賞の5位 熱源

川越 宗一 著

文藝春秋

 樺太(サハリン)で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。
開拓使たちに故郷を奪われ、集団移住を強いられたのち、天然痘やコレラの流行で妻や多くの友人たちを亡くした彼は、やがて山辺安之助と名前を変え、ふたたび樺太に戻ることを志す。

一方、ブロニスワフ・ピウスツキは、リトアニアに生まれた。
ロシアの強烈な同化政策により母語であるポーランド語を話すことも許されなかった彼は、皇帝の暗殺計画に巻き込まれ、苦役囚として樺太に送られる。

日本人にされそうになったアイヌと、ロシア人にされそうになったポーランド人。
文明を押し付けられ、それによってアイデンティティを揺るがされた経験を持つ二人が、樺太で出会い、自らが守り継ぎたいものの正体に辿り着く。

熱源は【第162回 直木賞受賞作】です。

芥川賞・直木賞候補発表されました!第162回芥川賞・直木賞候補作品決定!(2019年下半期)

2020年本屋大賞の6位 medium霊媒探偵城塚翡翠

相沢沙呼 著

講談社

 推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒として死者の言葉を伝えることができる。しかしそこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かう。一方、巷では連続殺人鬼が人々を脅かしていた。証拠を残さない殺人鬼を追い詰められるのは、翡翠の力のみ。だが殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた――。

medium霊媒探偵城塚翡翠は五冠獲得しています!

★第20回本格ミステリ大賞受賞
★このミステリーがすごい! 1位
★本格ミステリ・ベスト10 1位
★SRの会ミステリベスト10 1位
★2019年ベストブック

2020年本屋大賞の7位 夏物語

川上 未映子 著

文藝春秋

 大阪の下町に生まれ育ち、小説家を目指し上京した夏子。38歳になる彼女には、ひそやかな願いが芽生えつつあった。「自分の子どもに会いたい」――でも、相手もおらんのに、どうやって?

周囲のさまざまな人々が、夏子に心をうちあける。身体の変化へのとまどい、性別役割をめぐる違和感、世界への居場所のなさ、そして子どもをもつか、もたないか。悲喜こもごもの語りは、この世界へ生み、生まれることの意味を投げかける。

パートナーなしの出産を目指す夏子は、「精子提供」で生まれ、本当の父を探す逢沢潤と出会い、心を寄せていく。いっぽう彼の恋人である善百合子は、出産は親たちの「身勝手な賭け」だと言う。
「どうしてこんな暴力的なことを、みんな笑顔でつづけることができるんだろう」
苦痛に満ちた切実な問いかけに、夏子の心は揺らぐ。この世界は、生まれてくるのに値するのだろうか――。

2020年本屋大賞の8位 ムゲンのi

知念実希人 著

双葉社

ムゲンのi 上

展開も結末も予測不可能、文句なしの超大作!! 眠り続ける謎の病気「イレス」の患者を識名愛衣は同時に三人も担当していた。治療法に悩む愛衣が霊媒師のユタである祖母に相談すると、「患者の夢幻の世界で魂の救済<マブイグミ>をすれば目覚める」という。愛衣は助言どおりに夢幻の世界に飛び込み、魂の分身<うさぎ猫のククル>と一緒に三人のマブイグミをすることに――

ムゲンのi 下

次々とマブイグミを成功させる識名愛衣は、次第に、患者のトラウマが都内西部で頻発する猟奇殺人と関係があることに気付く。
しかも、その事件は23年前の少年Xによる通り魔殺人とも繋がっていた。愛衣は難事件の真相究明に立ち向かう。

ムゲンのi 上下

 上下2冊セット

2020年本屋大賞の9位 店長がバカすぎて

早見和真 著

角川春樹事務所

 「幸せになりたいから働いているんだ」
谷原京子、28歳。独身。とにかく本が好き。
現在、〈武蔵野書店〉吉祥寺本店の契約社員。
山本猛(たける)という名前ばかり勇ましい、「非」敏腕店長の元、
文芸書の担当として、次から次へとトラブルに遭いながらも、
日々忙しく働いている。
あこがれの先輩書店員小柳真理さんの存在が心の支えだ。
そんなある日、小柳さんに、店を辞めることになったと言われ……。

2020年本屋大賞の10位 むかしむかしあるところに、死体がありました。

青柳碧人 著

双葉社

 昔ばなし、な・の・に、新しい!鬼退治。桃太郎って……え、そうなの?大きくなあれ。一寸法師が……ヤバすぎる!ここ掘れワンワン。埋まっているのは……

2020年本屋大賞は『流浪の月』凪良(なぎら)ゆう(東京創元社)に決定!!惜しくも大賞を逃した10作品を一挙掲載 まとめ

今回はコロナウイルスの影響もあり、発表会はオンラインでした。

いつもは盛り上がる本屋大賞ですが、今回はひっそりとしたものになってしまいました。

とにもかくにも2020年本屋大賞受賞の凪良ゆうさん おめでとうございます!!

最後までお読みくださりありがとうございました。

プロフィール

 

司書歴13年。

これまで培ってきた図書館員としての知識を綴り最近はやりのイベントについてやオススメの本についてや、本に関わるアレコレを書いています。

 

私はこのサイトを通じて、全然本を読んだことがない、興味すらないという方には「きっかけ」を

本は読んだことはあるけど、この本読んだことがないなという方には、「魅力」を

そして、

本なんか毎日読んでいるよという読書家さんには「他の人の感想」を

お伝えしたいなと思っています。

良かったらみなさんのオススメの本も教えてくださいね♪

 

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