3歳4月に行うと良いお話会の絵本の順番。この時期のプログラムには、ホッとするものを選びましょう

3歳4月に行うと良いお話会の絵本の順番。この時期のプログラムには、ホッとするものを選びましょう

4月に行うお話会は、みんなちょっぴり緊張しています。

新しい年度になっているから、お部屋も先生も、もしかしたらお友達も変わっているかもしれません。

春は新しいことがたくさんあるので、お子さんたちは緊張気味…

ですから、ちょっぴりホッと安心できる絵本選びをしてあげましょう。

3歳児4月おはなしかいプログラム 導入

手遊びを交え、絵本の世界にお子さんたちが入りやすいよう導入します。

「手はおひざ〜」で終わる手遊びが一般的です。

3歳児4月おはなしかいプログラム 絵本「ねえ どっちがすき?」

安江 リエ 著

降矢 奈々 絵

福音館

3歳児4月おはなしかいプログラム 絵本 絵本

3歳児4月おはなしかいプログラム 絵本 読み聞かせ 絵本目玉焼きと卵焼き、リンゴとバナナ、ぶらんこと滑り台、ねえ、どっちが好き?楽しくてすてきなものの数々から、どれか一つを選ぶとしたら?それは、嬉しいけれど、とっても難しい選択です。子どもたちに直接語りかけてくるリズミカルな文章と、躍動感あふれるタッチで描かれた茶目っ気たっぷりの男の子とキツネくん。子どもたちは2人と一緒に「こっちがいいかな」「あっちがいいかな」と迷いに迷うことでしょう。世界は「どっちもだいすき! 」なすてきなもので一杯なのですから。

参加型の絵本です。

一緒に声を出すことで、お話会に参加しているお子さん同士の一体感が生まれます。

3歳児4月おはなしかいプログラム 絵本「ねずみくんのチョッキ」

なかえ よしを著

上野 紀子 絵

ポプラ社

3歳児4月おはなしかいプログラム 絵本 読み聞かせ

3歳児4月おはなしかいプログラム 絵本 「おかあさんが あんでくれた ぼくの チョッキ。ぴったり にあうでしょう」と得意げなねずみくん。ところが、「ちょっときせてよ」とどんどん仲間がやってきて……
『ねずみくんのチョッキ』が出版されて、今年(2014年)で40年。刊行当時は、「しゃれているけど、子どもにはむずかしいのでは」という声もありましたが、子どもたちは、広い画面の中で自由に想像をふくらませ、大好きになってくれました。この一冊からねずみくんは、累計500万部をかぞえる人気シリーズの主人公に。最初の読者は、大人になってしまったけれど、ねずみくんはやっぱりねずみくんのまま。小さなからだで、一生懸命がんばるねずみくんに、くすっと笑ったり、共感したり、元気や勇気をもらったり……。世代をこえて愛される、ずっと かわらないおともだちです。

「この絵本、知ってる?」との声が起こる率が高いねずみくんシリーズです。

3歳児4月おはなしかいプログラム 手遊び「あたま かた ひざ ぽん」

初めてこの手遊びをするお子さんがいるときは、その子のペースに合わせてあげましょう。

3歳児4月おはなしかいプログラム 絵本「わたしのワンピース」

にしまき かやこ著

こぐま社

うさぎさんがワンピースを作りました。それを着てお花畑を散歩すると、ワンピースが花模様に・・・。次々変わるワンピースの模様。日本を代表するファンタジー絵本です。

「これで、最後のおはなしです。」とひとことかけてあげましょう。

お子さんも終わりが見えると集中力が続きますし、「あーこれで終わりかー」といって集中してくれます。

3歳児4月おはなしかいプログラム てあそび

今回は実際に2歳児に読み聞かせをするときに私が選ぶ絵本の順番をお伝えしたいと思います。 その読み聞かせの順番を決めた流れすなわち、本を...

こちらで紹介した、「さよなら あんころもち」を歌って終わりにします。

そして、お子さんにお声掛けをします。

>「これで今日のお話会はおしまいです。」

今日読んだ本をずらっと全部お子さんに見せてあげましょう。

お子さんは「あー、これも読んでもらったなー」と思い出し、余韻に浸ってくれます。

また、もう一度見せることによって「これ、借りたい」の嵐も起きます。

もし、上記で紹介した絵本がなかった場合は、、

図書館やご自宅に、上記の絵本がなかった場合は、次に紹介する絵本もご利用ください。

おおきなかぶ

A.トルストイ 著

福音館

おおきなかぶ 読み聞かせ 絵本
今回は昔話を読み聞かせで選ぶ時のポイントをお送りします。 現在では、たくさんの作家さんや出版社さんが昔話を再話(物語を文章に起...

こちらの記事でもご紹介しました。

とってもオススメの「おおきなかぶ」

おじいさんが植えたかぶが、甘くて元気のよいとてつもなく大きなかぶになりました。おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかけ声をかけてかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おじいさんはおばあさんを呼んできて一緒にかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おばあさんは孫を呼び、孫は犬を呼び、犬は猫を呼んできますが、それでもかぶは抜けません。とうとう猫はねずみを呼んできますが……。

アンガスとあひる

マージョリー・フラック 著 絵

瀬田 貞二 翻訳

福音館書店

こいぬのアンガスは、見るもの、嗅ぐもの、何でも知りたがります。なかでも一番知りたがったのは、庭の生垣のむこうから聞こえてくる、やかましい音の正体。ある日表に飛び出したアンガスは、生垣の下をくぐってむこうがわにでました。そこにいたのは2羽のあひる。最初はあひるたちを追い回していたアンガスですが、最後にはひどい反撃を受け家の中に逃げ帰ります。そして、しばらくは何も知りたいとは思わないのでした。アンガスとあひる 読み聞かせ 絵本

3歳4月に行うと良いお話会の絵本の順番。この時期のプログラムには、ホッとするものを選びましょう まとめ

4月のお話会では、普段の3歳児より少し優しめの絵本を読んであげましょう。

まだ大きくなった2歳児のお子さんも誕生日によっていますからね。

お子さんみんなが楽しめるよう、工夫して読んであげましょう

最後までお読みくださりありがとうございました

プロフィール

 

司書歴13年。

これまで培ってきた図書館員としての知識を綴り最近はやりのイベントについてやオススメの本についてや、本に関わるアレコレを書いています。

 

私はこのサイトを通じて、全然本を読んだことがない、興味すらないという方には「きっかけ」を

本は読んだことはあるけど、この本読んだことがないなという方には、「魅力」を

そして、

本なんか毎日読んでいるよという読書家さんには「他の人の感想」を

お伝えしたいなと思っています。

良かったらみなさんのオススメの本も教えてくださいね♪

 

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