今回は小学校中学年向けの読み聞かせ絵本をご紹介いたします。
秋は焼き芋やモミジ、色とりどりの世界が楽しめます。
気温も高くなく読み聞かせには最適の時期ですね。
松ぼっくりや紅葉した葉を拾ってきて、読み聞かせ時に活用しても楽しいですね。
おちばのしたをのぞいてみたら
皆越ようせい/写真と文
ポプラ社
8分
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ダンゴムシ、ミミズ、トビムシ、ダニ…など、落ち葉の下でくらす小さな虫たちの世界を、迫力ある写真とともに紹介する科学絵本。
おちばひらひら
七尾純/文
久保秀一/写真
偕成社
6分
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秋ってどんな色なんだろう?さわがにのちょきたんはまだ秋をしりません。ちょうちょは、きいろだというし、あかとんぼは、まっかだというし…岩の上で秋をまって、たしかめることにしたちょきたん。秋をみつけることはできるのかな?
今、体験できる落ち葉の絨毯の下にはこんなにたくさんの虫たちが暮らしています。
今、体験できるということでこの絵本への親近感が湧きます。
季節ごとに絵本を変えるのはこういった今を体験しつつ、絵本の世界も楽しいんでもらうためです。
オオカミクン
グレゴワール・ソロタレフ/作
堀内紅子/訳
福武書店/ポプラ社
8分
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大型絵本もあります。
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あるところに、おおかみをいちどもみたことのないうさぎと、うさぎをいちどもみたことのないちいさなおおかみがいました。ふたりはだいのなかよしになって、いろいろなことをおしえあいます。ところが、あるひ、おおかみがあんまりこわかったので、うさぎは、あなににげこんでしまいました…。
ケチルさんは道である本を見つけます。
その本によると、「木の根元にモノを埋めると100倍になる木があるよ」と書いてありました。
早速ケチルさんはその木のところに向かいます。
偶然見つけたその本には、100倍の木への行き方や地図がバッチリ書いてありました。
でも、その途中には怖い山賊のいるお山があってそれをどう切り抜けるかが、この絵本の面白いところ。
こいぬがうまれるよ
ジョアンナ・コール/文
ジェローム・ ウェクスラー/写真
つぼいいくみ訳
福音館
7分
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さつまのおいも
中川ひろたか/文
村上康成/絵
童心社
4分
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人間に食べられてばかりのおいもにだって、少しは考えもある。土の中で体をきたえ、さあ逆襲だ。
ざぼんじいさんのかきのき
すとうあさえ/文
織茂恭子/絵
岩崎書店
9分
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ざぼんじいさんはあまいかきをいつも一人じめ。おとなりのまあばあさんにくれるのは、葉っぱやえだばかり。そこで、まあばあさんは…。
パパ、お月さまとって!
エリック=カール/さく
もりひさし/やく
偕成社
5分
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本の仕掛けが喜ばれる作品です。
秋は中秋の名月がある季節でもあるので、季節絵本としてもぴったりですね。
小学校中学年にむけた秋の読み聞かせ絵本。小学3、4年生に秋の絵本を届けよう
さあ、いかがでしたでしょうか?
秋にオススメの絵本ってたくさんあって迷ってしまいます。
小学1、2年生は新しいこと、楽しいこと、ちょっと悪いこと笑
たくさん自身の体験から学んでいく大切な時期です。
落ち葉で焼き芋なんて最近はできませんが、自治体等でイベントを開催しているときは是非とも参加したいものですね。
最後までお読みくださりありがとうございました。