はらぺこあおむしの作者エリックカールの絵本一覧を出版年順に並べました。エリックカールの生涯についても少し

今回はエリック・カールさんの絵本をご紹介します。

世界的な人気絵本「はらぺこあおむし」の作者、エリック・カールさんが

マサチューセッツ州ノーサンプトンにある自身のスタジオにて、5月23日に亡くなってしまいました。

エリック・カールさんが亡くなった時は91歳でした。

大往生ですね。

エリックカールさんはたくさんの絵本を刊行されています。

年代順に並べたので、エリックカールの絵の変化について楽しんでも良いかもしれませんね。



エリックカール 絵本

目次

1,2,3どうぶつえんへ

1970年3月

ゾウ、カバ、キリンなど、子どもの大すきな動物たちが汽車で動物園へ行きます。

文字とおはなしはありません。

綺麗な色使いと数が楽しめる絵本です。

はらぺこあおむし

偕成社

1976

日曜日の朝、ぽん! とたまごから、ちいさなあおむしが生まれました。あおむしはおなかがぺこぺこです。

月曜日には、りんごをひとつ。火曜日には、なしをふたつ。水曜日には、すももをみっつ食べました。あおむしは毎日たくさんたくさん食べ、気づけば、おおきくふとっちょになっていました。

はらぺこあおむし 英語版

ごちゃまぜカメレオン―わたしといっしょにこのほんをつくったこどもたちへ

1978年1月

ほるぷ社

虹色、玉虫色。ほかの動物達の真似をしすぎてchimaera=キメラのごとなっちゃったchameleon君。欲張りすぎた巨体では普段どおり蠅ばペロンと呑むことすらできず…。



たんじょうびのふしぎなてがみ

偕成社

1978年

チムは誕生日の前の日に、★や▲や■が書かれたふしぎな手紙を見つけました。

ごきげんななめのてんとうむし

偕成社

1980年10月

小さなてんとうむしは、自分に自信がありません。だから、いつも威張ってしまい、相手にけんかを売り込みます-。

ご機嫌ななめのてんとうむしが絵本の中で出会うさまざまな動物の大きさによって、ページの大きさ自体もだんだん大きくなっていくのがおもしろいしかけ絵本です。



みつばちとどろぼう

偕成社

1981年7月

蜜蜂のハニーは花の蜜集めに大忙し。大事な巣に蜜泥棒の熊が近づくと…!?

1981年

うたがみえるきこえるよ

偕成社

1981年12月

偕成社

1982年12月

巨人のぶきみな庭に迷いこんだ子どもたちは、ドアや門をくぐって、必死に逃げます。

くまさんくまさんなにみてるの?

偕成社

1984年11月

くもさんおへんじどうしたの

偕成社

1985年11月

農場の馬や牛、ぶたやおんどりが誘いにきても、くもさんは返事もせずに、せっせと巣づくり。

浮き出た蜘蛛の巣を触って楽しむしかけ絵本です。

パパ、お月さまとって!

偕成社

1986年11月

「お月さまをとって!」と娘にせがまれたお父さんが、長い長いはしごをかけて月をとりにいくお話

ことりをすきになった山

偕成社

1987年10月

渡り鳥のジョイと岩山のあいだに生まれた友情は、山を緑の楽園に変えていく。

やどかりのおひっこし

偕成社

1990年9月

やどかりは自分の貝がらにつけたサンゴやヒトデたちと仲良く暮らしていましたが、住み家が窮屈になり、やがてお別れの時が?。

だんまりこおろぎ

偕成社

1990年10月

生まれたばかりのこおろぎ坊や。小さなはねをこし・こし・こしとこすってみるけど、あらら、音が出ないよ、うたえない。バッタもセミもマルハナバチも、いろんな声であいさつしてくれるのに。



ちいさいタネ

偕成社

1990年12月

秋、風にのっておおぜいのなかまといっしょに旅にでたちいさいタネ。ゆくてには氷の山やあついさばくなどさまざまなきけんがまちうけています。ちいさいタネは、ぶじに旅をおえてめをだし花をさかせることができるでしょうか。

ぼくのねこ みなかった?

偕成社

1991年12月

もしあなたがだいじにしているペットがいなくなったらどうしますか。きっと、おやつもたべないで、くらくなるまでさがすでしょう。このおとこのこもおなじです。そして、がいこくにまでさがしにいきます。であったひとたちが「ねこをみたよ。」とおしえてくれるのですが…。さあ、ねこはみつかるかな?

しりたがりのこひつじ

偕成社

1992年6月

いつも母親といっしょのこひつじは、自由に舞い飛ぶ蝶がふしぎでなりません。



しろくまくん なにが きこえる?

偕成社

1992年8月

しろくまくんにはどんなこえがきこえるのかな?フラミンゴさんにはどんなこえがきこえるのかな?みんながわくわくするようなどうぶつたちがつぎつぎとでてきます。そして、あなたがページをめくるたびにほら、にぎやかななきごえもきこえてきますよ。さあ、みんなでどうぶつごっこをしてあそびましょう。

おほしさま かいて!

偕成社

1992年10月

絵かきはたのまれるままに星や太陽、木や花を描き、ついには星空へと旅立っていく。

ミニ版ね、ぼくのともだちになって!

偕成社

1993年11月

「ね、ぼくのともだちになって! 」小さなねずみがじぶんの友だちを見つけようとがんばっています。象やワニやライオン…いろんな動物に声をかけますが、友だちは見つかるでしょうか。

絵本の大きさがミニ版なので、赤ちゃんが手に持って自分で読めるサイズです。

赤ちゃんなので、読むといっても遊ぶに近くなってしまいますが、持ちやすく楽しんでくれる絵本です。

1981年に出版された『おともだちのほしかったこねずみ』が改題されて再登場しました。



月ようびはなにたべる?

偕成社

1994年5月

月曜から日曜までの毎日の食べものをうたった、アメリカのわらべ唄です。カールさん独特のあざやかな色彩で描かれた動物たちが、色いろな食べ物といっしょに登場します。

巻末には楽譜が付いているので、歌いながら読める絵本です。

ミニ版くまさんくまさんなにみてるの?

偕成社

1995年12月

くまさんくまさん、ちゃいろいくまさん、なにみてるの? あかいとりをみているの。

こちらも小さい版です。

ちいさなくも

偕成社

1996年12月

小さなくもは、大きいくもたちが行ってしまってひとりになると、羊や飛行機、木、ぼうし、ピエロ、いろんなものに変身して遊びました…。

Amazonのページに試し読みがあるので、そちらを見ても絵本の雰囲気がよくわかります。



できるかな?―あたまからつまさきまで

偕成社

1997年10月

絵本の中のペンギン、きりん、わに、さる、象など愉快で楽しい仲間と一緒に、とんだり跳ねたり体を動かして遊びましょう。「できるかな?」ときかれたら、一緒にまねっこゲームをしてみましょう。ほら、できるでしょ。

さびしがりやのほたる

偕成社

1998年8月

一匹のほたるの坊やの仲間さがしの冒険物語。ピカリ・ピカリとほたるが光るしかけが楽しい!

電池を入れるタイプのしかけ絵本です。

こんにちはあかぎつね!

偕成社

1999年10月

かえるのぼうやの誕生日を色々な動物たちが祝いにやってきました。最初に現れたのは緑のきつねです。ところが「こんにちは あかぎつね」とぼうやはあいさつをします…。

カンガルーの子どもにもかあさんいるの?

偕成社

2000年8月

どんな動物の子どもにも、母さんがいる。あなたに母さんがいるように。動物の母さんはとっても子どもを可愛がるわ。あなたの母さんが、あなたを可愛がるのと同じよ。



偕成社

2001年10月

パッチン!とバネのようにとぶなんて、コメツキムシはまるでたいそうせんしゅみたいね。みんなにみまもられてなんどもとぼうとするコメツキくん…

ゆめのゆき

偕成社

2002年11月

クリスマスの雪がおじいさんと動物たちを包み込み、おじいさんは動物たちにプレゼントを準備する。

雪を印刷した透明シートをページに重ねられるしかけと、鐘の音が鳴るしかけがあります。



ゆっくりがいっぱい

偕成社

2003年9月

なんでいつもいそいでいるんだろう?はやくはやくはやく!ってばたばたあわててしごと、ちょこちょこゲームにむちゅうそしていそげやいそげ!パチンときりかえ!テレビをみたりファストフードたべたり―。みんなぼくらにいうんだきびきびやれ!いそげ!じかんがなくなるぞ!ふみつけていけ!こんなんじゃ、ともだちといっしょに、ゆうひをみたりよぞらのほしをみあげたり―なんてするひまがないよああ―ほんのすこしでもいいから―。ものしずかなナマケモノからなにかをかんじとってくれたらなあ。ゆっくりのんびりおっとりとえだをつたって、ほんのすこしたべ、たくさんねむり、ものしずかにへいわにいきるナマケモノのすがたから。

偕成社

2004年10月

みんないきてるみんなでいきてる!

偕成社

2005年3月

ゆかいないきものたちが見ひらきごとにぞくぞく登場。ごきげんにあそんでいたり、ちょっぴりなやんでいたり、いろいろみんなちがうけど、おなじところがひとつ―



10このちいさなおもちゃのあひる

偕成社

2005年10月

海のまんなかで、おもちゃのあひるが船から落ちた。10個のあひるは、世界のあちこちへ流れて色々な冒険をします。

鈴がなるしかけがついています。

とうさんはタツノオトシゴ

偕成社

2006年9月

ほとんどの魚の場合、かあさんが卵をうんで、とうさんが受精させると、そのまま親魚は卵をおいていってしまいます。けれど、そうではない魚もいるのです。たとえば、タツノオトシゴ、トゲウオ、ティラピア、コモリウオ、ヨウジウオ、アメリカナマズといった種類の魚の卵は、親魚に面倒をみてもらいます。でも、おどろくのは、それだけではありません。なんと子育てをするのは、かあさん魚ではなくて、とうさん魚なのです。ふしぎに思われるかもしれませんが、でも、これは本当の話です。そしてこの本は、そういう魚たちのお話です。

ホットケーキできあがり!

偕成社

2009年9月

あさいちばん、「きょうはでっかいホットケーキがたべたいなぁ」とおもったジャック。でも、すぐにはたべられない。まずこむぎをかりとり、こなにして、つぎはにわとりからたまごをもらい、それからぎゅうにゅうをしぼって……。ホットケーキはぶじにできあがるのかな?

プレッツェルのはじまり

偕成社

2013年2月

ウォルターはまちじゅうで、くにじゅうで、いちばんうでのいいパンやさん。でもある日、こぼれてしまったぎゅうにゅうのかわりに、しかたなくみずをいれてパンをつくります。それをたべた王さまは、おこってウォルターに難題をつきつけました。「あさひが三つさしてくるパンをつくるのだ。もしできなければ、このくにからでていってもらう」さて、パンやのウォルターはいったいどうしたらいい?

日本での出版は、2013年ですが、作品自体は1972年のものです。

初めて邦訳されました。

プレッツェルの由来を描いた絵本です。

エリックカール 絵本 読み聞かせ はらぺこあおむし

えを かく かく かく

偕成社

2014年2月

えをかくこと、それはのびのびといきることだ。なにいろでかくか、それをかんがえるのもとってもだいじ。まちがったいろ?そんなものはない。いちばんぴったりのいろをひとりひとりじゆうにじぶんでずっとさがすものだ。

いちばんのなかよしさん

偕成社

2015年12月

いつもいっしょに遊んでいたなかよしの友達が、突然遠くへ行ってしまいました。男の子は寂しくなって、探しにでかけます。川を泳いで渡ったあと、星空の下で眠り、山や草原をこえて、森をとおりぬけ……ついに再会 をはたします!

ありえない!

偕成社

2021年4月

みなさん、あっとおどろくショーにようこそ。

カンガルーのおなかから顔を出しているのはだれ?
へびのしっぽはどこいった?
スピードは出ないけど、どこまでも行けるタクシーってどんなの?
鏡に映っているのは自分? それとも……?

はらぺこあおむしは50周年を迎えました

2019年にははらぺこあおむしが出版されてから50周年でした。

はらぺこあおむし 特設サイト

はらぺこあおむしが出版される前はいばらの道でした

実はエリック・カールさんがはらぺこあおむしを出版しようとしたところ本国のアメリカでは出版社が見つかりませんでした。

ぴよ
ぴよ
まさかの!

はらぺこあおむしを出版ができる出版社が見つからなかった原因は、

  • ページのサイズがバラバラ
  • 絵本のページに穴をあけるというデザインは制作コストとの折り合いがつかない

が主でした。

そんなとき、はらぺこあおむしに惚れこんだ日本の偕成社の当時の社長・今村廣さんが『はらぺこあおむし』の原書“THE VERY HUNGRY CATERPILLAR”をじゅぶんの会社から出版したのです。

日本での出版をきっかけにはらぺこあおむしは、アメリカでも出版されました。

現在、世界60以上の言語に翻訳され、累計発行部数は4400万部にもなっています。

ぴよ
ぴよ
よかったねー

エリック・カールの生涯

(Eric Carle)

1929年

アメリカで生まれる

ドイツ人の両親のもとに生まれたエリック・カールは、アメリカ・ニューヨーク州で6歳まで育つ

1935年

西ドイツに移住

1945年

16歳からシュツットガルト造形美術大学で学ぶ

1952年

アメリカへ戻る。

レオ・レオニの紹介で、ニューヨーク・タイムズ紙にグラフィック・デザイナーの職を得る。

グラフィック・デザイナー、アート・ディレクターとして活躍。

1968年

絵本「1,2,3どうぶつえんへ」(偕成社刊)を発表、ボローニャグラフィック大賞を受賞し、以来絵本作家として活躍。

絵本作家への転向は、ビル・マーチンの依頼で、『くまさんくまさんなにみてるの?』(ビル・マーチン 文/1967年刊)に絵をつけたことでした。
そこからエリックカール は絵本の制作にのめり込んでいきます。

はらぺこあおむしの作者エリックカールの絵本一覧を出版年順に並べました。エリックカールの生涯についても少し まとめ

少し長くなっていましましたが以上がエリックカール の日本での出版絵本のすべてです。

エリックカール 以外の著者がいる絵本はこの年表からは外しました。

それらを交ぜるともう少し作品数が増えます。

絵本の表紙だけを見ていても元気の出る色使いで、素敵でしたね。

戦争の最中でも絵を描くことに対する情熱をなくさなかった少年時代に先生がこっそり見せてくれたピカソの絵がずっとエリックカール の原点にあるようです。

いつまでも情熱を失わなかったからこそ、ここまで人気のある絵本が生み出せたのでしょうね。

最後までお読みくださりありがとうございました。

プロフィール

 

司書歴13年。

これまで培ってきた図書館員としての知識を綴り最近はやりのイベントについてやオススメの本についてや、本に関わるアレコレを書いています。

 

私はこのサイトを通じて、全然本を読んだことがない、興味すらないという方には「きっかけ」を

本は読んだことはあるけど、この本読んだことがないなという方には、「魅力」を

そして、

本なんか毎日読んでいるよという読書家さんには「他の人の感想」を

お伝えしたいなと思っています。

良かったらみなさんのオススメの本も教えてくださいね♪

 

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