毎年恒例の「図書館総合展」今回で22回目を迎えます!!
行ってまいりました!!
実は、長い図書館生活の中で初めて訪れました。
なぜ行かなかったかって?
ごめんなさい。
ただたんに遠いからです。
ですが、この遠いというネガティブなイメージを払拭するほどの楽しさと盛り上がりとエネルギーでした!!
今回、フォーラム等は聞かなかったので、展示ブースのみの感想・報告です。
【図書館総合展テーマ】図書館について大いに見て聴いて、大いに話して、大いに持ち帰る場
図書館総合展には3つの大きく分けて催し物が存在します。
- ポスターセッション
- フォーラム
- ブース
これから各項にて説明してまいりますね。
図書館総合展2019 ポスターセッション
本当はフォーラムを聞こうと思っていたのですが、パシフィコ横浜に着いたのが11:15。。。
あと15分でフォーラムが終わってしまう時間帯(知らなかったの笑)だったので、ポスターセッションに行ったんですよね。
大学の図書室の挑戦が素晴らしい
ポスターセッションにはひとつのブースに少なくともひとりの案内役の方がいらっしゃって、本当によーくご説明くださいました。
図書館司書になったときの熱い想いが蘇ります!!
写真を撮ってもよいということだったので、お言葉に甘え、撮らせていただきました。
この展示を見た時、司書の学びって図書館以外には活用できないことが多いと思いがちなんですが、この展示を見て、図書館員の知識って社会に出ても役に立つんだと、目からウロコが落ちました。
図書館員はどうしても視野が狭くなりがちなので、気をつけるとともに、新しいことにチャレンジする精神を大切にしなきゃなというところです。
学生が主体となった大学図書室
学生が主体となって今は図書室を盛り上げているんだそうです。
見ていて聞いていてわたしも学生に戻りたくなってしまいました。
主な活動は4つ。
- 推し本
- ビブリオバトル
- かるた
- 選書ツアー
この4つについて簡単に説明すると、
ほんだな係 推し本
ほんだな係という方がいらっしゃって、その方々が年に5回、テーマ決めから本の選出、展示まで自分たちで行います。
POPやイラストなどで自分のオススメ本(推し本)が他の学生たちの投票による得票1位を取るように工夫を凝らすので、その展示スペースは華やかになるそうです。
ビブリオバトル
ビブリオバトルも推し本を他の人に良いね!と言ってもらうタイプのイベントですが、
こちらのビブリオバトルが推し本と違うのは自分その本のオススメポイントを聴衆に聞かせるイベントだというところです。
基本的に読書を好む人というのは物静かで人前に出ることや人前で話すことが苦手なことが多いので、(私もその口です。)このビブリオバトルが広がるのかなーと思っていたら結構な人気のようです。
自分のオススメ本の良さを知ってもらうのはとっても良いことですし、大勢の前で話をする練習になって良いのかも
ほんだな係作成 かるた
近現代の文学作品のタイトルを取り札
冒頭部分を読み札
として、ほんだな係がかるたを作成。
このアイデアはすごく面白いなと思いました。
大学のテストにも生かせそう!!
学生たちの感想としてはちょっと難しかったというものが多かったようなので、絵本や古典、教科書に載っているような作品をいれてみてもいいのかもしれませんね。
選書ツアー
この選書ツアーが1番私の心を躍らせました。
ほんだな係が指定された書店に赴き、自分の大学に入れたい本を選ぶツアーです。
学生なのに、大学の図書室の本を自分で選べるってすごくないですか!?
図書館員になって何年経っても選書に関われない司書もいる中、この体験は素晴らしいものだと心から思いました。
図書館総合展 フォーラム
図書館総合展フォーラム。
セミナーのような感じで、博識の方からの有益な情報をお話いただける場です。
10時から11時半という時間帯が多かったのでわたしは間に合いませんでした(T . T)
来年は来よう。
他の方のブログなど見させていただくと、
「ためになった」
「自分の図書館に生かしたい」
そのようなご意見ご感想が多かったです。
早起きすればよかった…
図書館総合展 アクセス
パシフィコ横浜
横浜市西区みなとみらい1-1-1
みなとみらい駅
みなとみらい駅より徒歩5分
(みなとみらい線(東急東横線・副都心線直通))
クイーンズスクエア連絡口をご利用ください。雨にぬれずにアクセスできます。
桜木町駅より
桜木町駅より徒歩12分、バスで11分、タクシーで5分
(JR京浜東北線・横浜市営地下鉄)
動く歩道をご利用ください。雨にぬれずにアクセスできます。
どの駅からもちょっと遠そうに感じますが、みなとみらい駅は建物直結なので、楽しく5分歩けます。
また桜木町駅も、船が見えたり、海が見えたりと観光気分で歩いているとすぐに会場に到着します。
図書館総合展 ブース
3つの柱のうちの最後のひとつ。
ブースです。
ブースは、図書館に関係のある企業が軒を連ねていました。
今流行りのAIを使って無人でお掃除をしてくれるロボットや、エバンゲリオン仕様の快適な椅子。
もちろんデータベースや図書館製品を作成している企業もたくさんありした。
中でも人気なのは、図書館総合展記念タオルを売っているブースと活版印刷のスタンプを販売しているスペースでした。
また、ブースとポスターセッションの間のスペースに、休憩コーナがありカレーの香りが漂っていました。
そしておしゃれでした。
図書館総合展概要
10:00 – 18:00
費用
無料。
来年の図書館総合展はいつ
次回第22回図書館総合展
2020年11月4日(水)、5日(木)、6日(金)の3日間、
今回と同じパシフィコ横浜で開催予定。
当日会場に入るのには、申込書を書かなくてはいけません。
それをショートカットするために、「招待券」というものがありますので、そちらを申し込まれておくと良いです。
まとめ
今年初めて参加した図書館総合展。
ひとことで表すと、楽しかったです笑
図書館に関係のあるかたはもちろん、図書館歴の浅い方や学生さん向きのツアーも行っていたので、興味のある方はツアーに参加されても面白いと思います。
いくら時間があっても足りない、回りきれない、イベントが盛りだくさんの図書館総合展。
是非、来年も行かせていただきたいと思います。
お読みくださりありがとうございました。