今回のお話は「図書館で絵本の読み聞かせボランティア」になる方法です。
図書館には絵本をお子さんに読んであげたい!ですが、なり方がわからない。
という方がいらっしゃることがあります。
読み聞かせボランティアにせっかくなってお子さんに絵本を読んであげたい気持ちがあるのに、なり方がわからない。
それでは困ってしまいますよね?
今回は絵本の読み聞かせボランティアになる方法をお伝えします!!
絵本の読み聞かせボランティアになる方法
ちなみに、みなさんが今、読み聞かせボランティアになりたいのは、なぜでしょうか?
□絵本が好きだから?
□子どもが好きだから?
□なんとなく?
理由はなんでもあれ、読み聞かせボランティアになっていただくことはお子さんにとっても、図書館員にとっても大変うれしいことです。
なりたい気持ちが少しでも芽生えたのであれば、下記の方法をご実行してみてくださいね!!
図書館の読み聞かせボランティア養成講座に申し込む
一番確実なボランティアへのお申し込み方法は、各自治体が開催している読み聞かせボランティア養成講座に申し込む方法です。
- 大抵年に一度の募集
- 募集人数が決まっている
- 講座のあとに図書館ボランティアになれる
- 無料
自治体で絵本の読み聞かせボランティアを募集するときはこんな感じの要項が多いです。
年に1度の募集なので、早く読み聞かせボランティアになりたい方にはオススメできません。
図書館で絵本の読み聞かせボランティアを募集するときは、その講座が終わった後に図書館で読み聞かせボランティアになれることが多いです。
というか、図書館で読み聞かせボランティアをやってくださる方を養成します!!というニュアンスが大きいですね。
確実に図書館での絵本ボランティアになりたいときは、こういった読み聞かせボランティア講座が有効です。
絵本の読み聞かせボランティア講座の募集は冬頃行い春ころには読み聞かせボランティアになれるところが多いように思います。
ですが、ご自身が通える、または募集要項に沿う図書館の養成講座の募集がいつ開催されるかはご自身の目で必ずお確かめください。
図書館での読み聞かせボランティア養成講座に応募して受かったはいいけど、毎回通っているうちにあまりの遠さに挫折してしまったでは、
図書館側でもボランティアさん側でも残念な気持ちになってしまいますもんね。
読み聞かせ先が決まっている人におすすめな読み聞かせボランティア講座
図書館ではなく他の自治体所有の施設で絵本の読みきかせ講座を開講する場合もあります。
こういった場合、何らかの形ですでに読み聞かせボランティアをされていて、レベルアップのために通われる方が多いです。
そういうときは、
ご自身で納得できる方をお選びいただきご自身の読み聞かせにご採用ください。
また、その講座で習った後にご自身が所属している団体の目指す読み聞かせ方と違う場合は、リーダーに相談されたり、所属団体を変える必要が出てくる可能性があります。
読み聞かせもだいたいの決まりごとはありますが、
所属団体の特色もありますのでご自身に合った読み聞かせ方を見つけてくださいね。
図書館の読み聞かせボランティアになりたい方は、読み聞かせボランティア先を先に探してからのほうが早道です。
図書館での読み聞かせボランティアさんになりたい方は、もしかすると、講座に参加している受講生の中に図書館で読み聞かせボランティアをされている方がいたら、どうしたらいいか聞いてみたり、開催されている自治体の職員さんに聞いてみるのもひとつの方法です。
そこまで急いで読み聞かせボランティアにならなくても、とりあえず先に読み聞かせの仕方だけならっておこう!という方にはおすすめです。
ご自宅の近くで絵本の読み聞かせ講座がない方むけ
「これから読みきかせをはじめたい」「基本を振り返りたい」等、絵本の読みきかせに関心のある全ての方を対象に、絵本の持ち方等の基礎が学る講座を開催しています。
ご自宅近くの図書館で開催がない場合、JPIC主催の読み聞かせ講座の開催もあります。
- 定 員:各会場100名程度(会場により異なります)
- 参加費:無料
- 対 象:子どもの本に関心のある全ての方
定員は大人数で費用も無料。
参加資格もありませんので、受けてみて損はありません。
どうしても図書館で読み聞かせボランティアをしたい方向け
図書館がボランティアさんを募集し、読み聞かせの会を作ることもあります。
また、読み聞かせボランティアさんがいて、図書館で読み聞かせボランティアをしてくださることもあります。
ですので、絵本の読み聞かせ養成講座のタイミングに合わなくてもこれら絵本の読み聞かせボランティア団体への入会が認められれば、図書館で絵本の読み聞かせができるようになります。
絵本の読み聞かせボランティアをいつ募集しているのか、していないのか、各図書館によって異なりますので、読み聞かせをしてみたい図書館があったらその図書館に聞いてみてくださいね。
絵本の読み聞かせボランティアって何をするの?
絵本の読み聞かせボランティアは、幼稚園や保育園、小学校や図書館、その他イベントで本の読み聞かせを無償で行っています。
絵本の読み聞かせを通して、幼児や小学生に本に触れる機会を増やしてほしいという思いのもと、活動を行なっています。
- 学校での授業の時間に読み聞かせ
- 子ども会のイベント
- 幼稚園の参観日
などなど。
様々な場面で絵本の読み聞かせボランティアを行なっています。
高齢者施設で紙芝居を読むなんてこともありましたよ。
やっと絵本の読み聞かせボランティアになれた!!ボランティア心得
やっと、ずっとなりたかった、やりたかった絵本の読み聞かせボランティア!!
なれてよかったです。
おめでとうございます!!
憧れの絵本の読み聞かせボランティアさんは地域の図書館や学校、公共施設で読み聞かせをすることが多くなります。
また、読書ボランティア、読書サポーター、読書応援団、ブックママなど読み聞かせをする団体さんによって呼び名も変わってきます。
呼び名は変わったとしても、お子さんと本を結びつける活動ということは変わりません。
絵本の読み聞かせボランティアをする側が気をつけること
それぞれの場にはその場のマナーというものがあるので、それを守った上で、楽しく息の長い活動が続けられたら良いですね。
保育園や幼稚園など
- 読み聞かせをする中で偶然知ってしまった園でのお子さんの情報、先生の情報などは他の人には話さない
- お願いされたこと以外では極力関わらない
イベントスペース
- 失礼のない振る舞いをしよう
読み聞かせを聞きにきてくれた方達からは、そのイベントを開いた主催者側と見られています。
そう見られていることを意識するだけでも見られ方が変わります。
振る舞いも主催者側に失礼のないよう振る舞いましょう
- 読む本は持っていく
イベント開催者側から本を渡してくださったときにはありがたくお借りしたり頂戴したりしますが、それ以外では自分で持っていくようにしましょう
- 購入できる本を持っていく
イベント会場で購入できる本を持っていきましょう。
読み聞かせで使った絵本を読んだ後に「買いたい!」と思ってくれる方がいるかもしれません。できるだけ読む絵本については打ち合わせをしておきましょう。
病院、医療施設
- 聞き手全員が参加できるお話をする
手を怪我しているお子さんがいたら、手遊びはできません。
- 読み手側に体調の不安があるときはお断り
自分たちは「これくらい大丈夫」と思っている風邪のような症状であっても、入院されている方たちにとったら重大な菌かもしれません。
自己判断をせず、体調が悪いメンバーがいたら、読み聞かせを断ることも大事です。
子どもに本を読んであげたい!読み聞かせボランティアになる方法 まとめ
図書館で絵本の読み聞かせボランティアになる方法でした。
自治体によって対応が異なりますが、一番の近道は絵本の読み聞かせ養成講座に参加することです。
しかし、絵本のボランティア養成講座の予定がなくとも絵本の読み聞かせボランティアを随時募集している図書館もあります。
図書館で絵本の読み聞かせボランティアをしてみたいと思った方はどうぞ図書館員にお声掛けくださいませ
最後までお読みくださりありがとうございました。